3月17日(日)




リコー・HD PENTAX-FA 35mmF2 + PENTAX K-1 Mark II

 上の写真はPENTAXのロードマップには"未掲載"で、ナンの前触れもなく今年の春に発表し発売されたリニューアル版FAレンズで撮影したもの。
 このレンズについてはあらためて述べるとして、まずは例のPENTAXロードマップの「追加の話」に急ぐことにします。

 以下の図表をご覧ください。クリックすると大サイズに。




 この図表は、昨年春に発表された「2018年版PENTAXロードマップ」です。

 ここには発売(発表)予定時期がはっきりと記載されています。2019年ロードマップではそれがなくなりました。
 守れもしない発売予定時期は記載しないほうがイイでしょう。期待して待っている人たちをがっかりさせないためにも。⑤の70~200mmF4なんて「2019年春」予定となってますもんね。

 〇のマークは今年にはすでに発売済みのレンズ、②から⑥のナンバーは今年2019年のロードマップ表と同じにしてます。①は昨年2018年の表にはなく、今年の表に新しく追加掲載されました。
 ?のマークの「フィッシュアイズームレンズ」は、2108年には「2019年以降」に発売(発表)として掲載されていましたが、なぜか2019年では消えてなくなってます。

 フィッシュアイズームは「D FA」の予定です。画角などは不明ですが、20年以上前に発売の「SMC PENTAX-F FISH-EYE 17mm~28mmF3.5~4.5」がありましたので、たぶんそのリニューアル版でしょう。
 その件についてCP+2019のセミナーで初日に岩崎さんに問いかけたのですがイヤな顔をして「ちょっと横に置いて・・・」とかなんとか答えたので、二日目からは話題にしませんでした。優先順位が下がったのでしょう。

 フィッシュアイズームは使って愉しいレンズなので、ぜひ企画を再開してほしいのですが、現状、他に優先して発売すべきレンズがたくさんあるので、ま、しょうがないです。APS-C判用ですが、「smc PENTAX-DA FISH-EYE10~17mmF3.5~4.5 ED [IF] 」が現行品としてありますから。




 左がフルサイズ判用のフィッシュアイ17~28mmズーム、右の大きいほうがAPS-C判用のフィッシュアイ10~17mmです。左のほうをリニューアルしようとしたようですね。

 ところで話が変わって、K-3 IIの"後継機種"のことですが ━━ いや後継機種ではなく、PENTAX APS-C判一眼レフの最高機種として開発していて、K-3シリーズとは別の新しいラインになる、らしい ━━ 発売は来年2020年の「早い時期に」と。
 センサー、画像処理エンジン、メニューGUIなどが一新されるようです。「ボディサイズなどはK-3 IIと大差ない」「画質は飛躍的に良くなる」「ぜひ、期待して待ってて欲しい」と企画担当者が言っておりました。

 その新しい画像処理エンジンには注目すべき"画像処理の仕掛け"が入っているらしく、ほんと画質は素晴らしく良くなるみたいです、半信半疑ですけど。

 というわけでPENTAXネタの話は、これでひとまず終えます。くどかったかな。

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2019.03.17 | | Comments(3) | Trackback(0) | -

3月16日(土)




リコー・HD PENTAX-DA★11~18mmF2.8ED DC AW + PENTAX KP

 前回の続き。以下、いくつか繰り返します。

 CP+2019年のリコーブースで発表展示された「PENTAX Kマウントレンズのラインナップとロードマップ表」で、とくにロードマップ表のほうに興味と疑問がありました。
 そこで、リコーのカメラ/レンズ企画部部長の岩崎徹也さんとセミナーをやったときに(計4回おこないました)、岩崎さん(この人、クチが固い)から"聞き出した情報"をもとにして、今後どんなPENTAXレンズが出てくるか、それをぼくが推測して発売時期の予想とともに解説をしましょう、と、それを前回にやりました。今日はその後半です。

 下の図が、くだんのロードマップ表です。わかりやすいようにナンバリングをしてます。




 前回は①~③までの"解説"をすませましたので、後半は④から。

 まず、④には『HD PENTAXーD FA★85mmF1.4』とありますがレンズ名は仮称です。
 CP+2019でモックアップが参考出品されてました。レンズ外観デザインや大きさなども決定版ではないとのことですが、おそらくアノ大きさのレンズになるでしょう。大きくて重そうな、そして高そうですが、描写性能にこだわったレンズのようです。

 すでに発売しているD FA★50mmF1.4や、ロードマップにある②のレンズ(たぶんD FA★24mmF1.4)とで、大口径高級単焦点レンズシリーズにするつもりでしょう。
 堂々と参考出品しましたが発売時期は今年は無理で、来年2020年じゅうにはナンとか、という感じです。

 その参考出品された「HD PENTAXーD FA★85mmF1.4」が下の写真です。レンズフード付きだから余計に大きく見えます。




 で次に⑤の『HD PENTAXーD FA 70~200mmF4』ですが、これも仮称です。焦点距離とF値は決定。
 昨年、2018年のロードマップには発売時期が「2019年春」と明記してあったのに、今年のロードマップでは発売時期が消されていました。そりゃあそうでしょう、2019年春といえば、いま、です。レンズの参考出品どころかモックアップもなし。カゲもカタチもなしです。
 コンパクト軽量が特長だそうで、今年春の発売を期待していたズームレンズだったのですが、いつものように約束を破るのがPENTAXの常ですから、ま、しょうがないか。
 発売時期は期待を込めて今年中、2019年末までには、という感じですが意外と早くなるかも。

 そして次、最後の⑥は『望遠ズームレンズ』としか公表されていません。
 企画部長の岩崎さんは、何度問い詰めてもハッキリしたことを言いませんでしたが、「D FA 70~300mm」または「D FA 55~300mm」だと思われます。開放F値は不明ですが「F4.5~5.6またはF4.5~6.5」ぐらいでしょうか。
 小型軽量、低価格をコンセプトにした手軽なFA望遠ズームレンズと考えていいでしょう。このテのズームを期待して待っているK-1/K-1 MkIIユーザーも多いはず。
 でも残念ながら発売時期は、再来年の2021年ごろ、かな。可能なら来年じゅうに出して欲しいレンズです。

 と、ここまでで今年のロードマップで公表された6本のレンズについて述べてきました。

 しかし、もう少し「追加の話」が残っていて話が長くなりそう。というわけで、それは次回(明日、かな)ということにしましょう。

2019.03.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

3月14日(木)




リコー・HD PENTAX-DA★11~18mmF2.8ED DC AW + PENTAX KP

 DA★11~18mm ━━ くどいですが、長く使い続けたくなるような良いレンズです ━━ の話題から横道に逸れて、前回に予告したPENTAXレンズのロードマップの話に移ります。

 前回の繰り返しになりますが、下の図表は現在のKマウントレンズのラインナップと、その下の赤枠部分がこれから発売予定(これからの開発)のレンズロードマップです(クリックで画像は大きくなる)。
 毎年春にこうしたロードマップを出すのですが、今年は例年と違って"情報"が大変に少ない。「いつ頃に発売予定」といったことを表記しなくなりました。最近、その「予定日」から遅れること1年、1年半、ということばかりだったので、すっかり消極的になったみたいです。




 そして、ロードマップの部分だけを拡大したのが下の図表です。"予定レンズ"は6本あります。
 この6本のレンズについては、先日のCP+2019のリコーブースでカメラとレンズの企画部長・岩崎徹也さんと対談セミナーをやって、その時に仕入れた情報をもとにしています。岩崎さんは立場上、断定的な説明は極力避けていました、
 以下、ここで解説するレンズの話はすべてぼくの「予想」ですので、そこはご了承ください。





 まず、①の『DA 標準ズームレンズ』についてです。
 このDAレンズ(APS-C判用)は「★レンズ」です。開放F値は「F2.8通し」のズームレンズになるでしょう(ほぼ確実)。
 現在、DA★の標準ズームは「smc PENTAX-DA★16~50mmF2.8ED AL [IF] SDM」がありますが、たぶん、そのレンズの"バージョンアップ版"となるレンズだと思います。ズーム域は多少、変わるかも知れませんが、ほぼ同じと考えていいでしょう。性能は、もちろん良くなるはずです。
 発売予定時期は控えめに見て「2020年末か2021年春」ぐらいでしょう。

 次に、②の『大口径広角単焦点レンズ』について。
 こちらのレンズはフルサイズ判用の「D FA」で、「★レンズ」です(これも、ほぼ確実)。焦点距離について岩崎部長は「35mm、28mm、24mmあたりを考えています」と言ってましたが「24mm」にほぼ確定です(自信あり)。35mm、28mm、24mmの3本の中で設計がいちばん難しいのは24mmですが、敢えてそこを狙っていくつもりらしい。ぼくも24mm狙いは大賛成です。開放F値はもちろん「F1.4」でしょう。
 発売予定時期は、皆さん気楽にお待ちくださいの「2021年末までには」です。

 そして、次③は『超広角単焦点レンズ』についてです。
 こちらが"難問"です。岩崎部長もこのレンズの話になると、曖昧になってはぐらかしてばかり。はっきり言わない。でも「FAまたはD FA」レンズは確実です。おそらく焦点距離は「20mm」だと思います。ひょっとすると ━━ ぼくの希望的推測ですが ━━ ひさびさの「Limitedレンズ」かも。
 FAのLimitedを出す、近々出したい、といった話をチラッと聞いたことがあるので、ぼくは期待しているわけです。愉しみです。
 発売時期は、大いに期待の来年「2020年じゅう」ではないでしょうか。

 ここで、すんません。
 話が長くなったので、残りの④、⑤、⑥のレンズについては次回の、たぶん明後日ぐらいかな、このブログで続きをやります。もったいぶってるようで(そんな気はさらさらないのですが)すまんです。


2019.03.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

3月13日(水)




リコー・HD PENTAX-DA★11~18mmF2.8ED DC AW + PENTAX KP

 ペンタックスのAPS-C判用交換レンズ(DAレンズ)としては、久しぶりの発売となった超広角ズームレンズです。当初の予定では昨年2018年の夏頃には発売される予定だったのですが半年以上の遅れて、先日ようやく発売になりました ━━ こうした"発売の遅れ"は最近のPENTAXではよくあることで驚きは少ないですけど。

 発売が遅れた理由はむろん詳細は不明だけど、でも結果オーライです、とても良いレンズに仕上がっていました。PENTAX DAレンズの中では現行品の中ではトップクラス、いや「ベスト」のレンズではないでしょうか。

 数値的定量的な評価基準ではずば抜けた好結果は得られないかも知れませんが、じつに味わいのある"深みのある"描写をしてくれます。
 線の細い上品な描写、諧調豊かな柔らかな描写、意図的にわずかに収差を残して立体感のある描写、そんなレンズが嫌われる、といっちゃナンですが、レンズ設計者にもユーザーにも受け入れられにくい時代になっているようで、そこがぼくとしてはちょっと残念。

 最近のレンズの傾向として、数値的評価を重視するあまり「レンズの味」と言われる感応的な評価をまったく重視しません。見かけ上の解像感(解像力ではなく)を重視するあまり、コントラストばかり高く、線の太いばりばり感のあるレンズが多く見かけられるなかにあって、この11~18mmズームは「ほっ」とするような描写をしてれます。

 星の撮影に特化したレンズ、のような印象を持つ人もいるようですが(じつは、当初ぼくはそう思ってました)決してそうでなないです。あらゆる被写体にオールマイティに使えます。おすすめのいいレンズです。

 ところで、先日のCP+2019のリコーのブースで、PENTAXレンズのロードマップが ━━ 今年はKマウントレンズだけで、例年のように645用レンズやQ用のレンズはなかったけど ━━ 発表されてました。
 以下の表の下方に赤く囲った部分がそうです(クリックすると大きな画像で見られます)。




 このロードマップにはいろんなことが「隠され(内緒にされ)」ていて、いくら眺めていても肝心なことはさっぱりわかりません。そこで次回は、そのへんを詳しく説明(暴露)してみましょう。

2019.03.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

2月20日(水)




ニコン・D850 + タムロン・17~35mmF2.8~4 Di OSD

 かなり強い片ぼけのあるレンズだったので ━━ 17mm側ではそれほどでもないが35mm側では無残なほどの片ぼけ ━━ "正しい"評価はできないが、ピントが合ったところはそれなりにシャープでした。

 このレンズのセールスポイントは、"軽い、小さい、安い、そこそこ写る"、じゃないでしょうか。操作性の良さとか優れた描写性能については贅沢は言わない。

 タムロンはある時期から手ぶれ補正内蔵レンズにこだわり始めて、そんなに無理をして手ぶれ補正を搭載しなくてもいいのに、と思われるようなレンズもありました。でも、そこがタムロンの良さ、タムロンのがんばり、でした。
 ところがどうしたことか、最近になってその「良さ」と「がんばり」がなくなりつつあるようで、そこが残念に感じるところです。

 この17~35mmF2.8~4のズームだって、とうぜん手ぶれ補正を内蔵してしかるべきレンズなのに、コストダウンとレンズ設計のラクチンさを優先させて ━━ 手ぶれ補正の機構をレンズ内に入れなくてもいいとなると、光学設計はとたんに楽になる ━━ やや魅力のないズームレンズに仕上げてしまいました。

 また前回のことを繰り返しますが、AF作動させて(いまどき)ピントリングがぐるぐる回ってしまうなんて機構のレンズなんて、そりゃあないですよ。

 ニコンのカメラではボディ側にAF/MFの切り替えスイッチがあります。ぼくはいつものことだけどボディ側のスイッチでAF/MFを切り替えます。ところが17~35mmはその方法ではMFでピント合わせできません。アクチュエータと直結したままなのでピントリングを強引に回転するとゴリゴリと音がして重い。

 タムロンに問い合わせると「それはやめてくれ」と。
 MFでピント合わせするときは「必ず」レンズ側のAF/MFスイッチで切り替えてくれ、と強く注意されてしまいました。もちろん、AF合焦したあとにMFでピント補正なんてことはできません。

 ところで、今日、2月20日にタムロンから、3本のレンズを"開発発表"した、との案内が来ました。




フルサイズ判一眼レフ用が2本。
 (ニコン、キヤノンに対応)
・35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)
・SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
フルサイズ判ミラーレス用が1本。
 (ソニー以外に、EOS RやZ6/Z7、LUMIXに対応するかどうか不明)
・17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)

 発売日は、2019年度中頃(の予定)と。

 35~150mmズームのAF駆動用アクチュエータは、くだんの17~35mmズームに使用している「OSD」です。35~150mmズームもまたピントリングがぐるぐる回転するだろうか、気になるなあ。

 SP 35mmF1.4 のレンズも奇妙です。現在、タムロンには手ぶれ補正を内蔵したSP 35mm F1.8 があります。なのに、唐突に同じ焦点距離の単焦点レンズです。それも、人気にやや陰りに出てきている一眼レフカメラ用の交換レンズです。

 タムロンは、今後、ラインナップをどのように揃えていこうとしているのか。そこも気になるなあ。

2019.02.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

2月18日(月)




ニコン・D850 + タムロン・17~35mmF2.8~4 Di OSD

 昨年の秋に、"ひっそり"と発売された ━━ そう感じた ━━ 広角ズームレンズです。「Di」ですからフルサイズ判一眼レフ対応のレンズ。ひっそりと発売、というのはぼくの勝手な個人的感想ですので気にしないでください。対応マウントはニコンF、キヤノンEFの2種類だけ。

 気になっていたので、借りて使ってみました。
 感想は、はっきり言って、いまいち"パンチ"にかけるレンズでした。ジミなレンズ。手ぶれ補正も備わっていない小型軽量と低価格がメインテーマのズームレンズだから(量販店で約7万5千円)贅沢を言っちゃいけないのでしょうけど。

 2003年発売の「SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD ASPERICAL [IF] 」のモデルチェンジ版だと思われます。
 タムロン独特の表記だと「G2」となるはずなのにそうではない。むろんレンズ構成は新規ですが、大きさも重さもフィルター径も最短距離も似たところがいっぱい。なのに「SP」レンズではないです。

 新しいところとしては、AF駆動用アクチュエータにDCモーターベースの「OSD(Optimized Silent Drive)」を使っていることでしょうか。でも、もう少し時代に即した「なにか新しさ」が欲しかったなあ。




 ところで、このズームを使ってみて、えっ!、と驚いたことがありました。
 もともとDCモーターですからしょうがないのでしょうけど、AF作動するとピントリングがぐりぐりと回転する。じーっじーっと音もする(音は小さいですが)。

 さあ撮影しようと、カメラとレンズをホールディング、左手の指先でピントリングを支えていたら、とつぜんピントリングが、ぐるっ、と回転して、そりゃあ驚きましたよ。最近の使うレンズで、AFでピントリングが回転するなんて、あまり経験がなかったもんですから。

 描写についての感想はのちほどとして、"厳選品"で借りたレンズが片ぼけしてて印象はちょっと悪かったです。


2019.02.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

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