AモードとBモード

オリンパス・E-330 + ZUIKO DIGITAL 18?180mmF3.5?6.3
 E-330のライブビューには(液晶モニターでスルー画像を見ながらシャッターを切って撮影ができるんだぞ、というわけでオリンパスでは“フルタイムライブビュー”と名付けてます)、AモードとBモードのふたつの表示方法がある、と昨日少し言いかけました。これをちょっと説明しておきましょうか。表示切り替えはボディ背面のライブビュー切り替えボタンなどを使います。
 Aモードは、E-330のファインダー光学系の中に組み込まれたライブビュー専用のちっちゃなCCD(1/2.5型の500万画素)を使って、ファインダースクリーン画面を映し出して液晶モニターに表示させます。少し大袈裟に言えばE-330の中に、もう一つコンパクトデジタルカメラが入っているようなもんです。ファンダースクリーンの画面をダイレクトに映し出すには暗すぎるため500万画素CCDを使って「9画素加算読み出し処理」の最新技術を応用して明るくして表示させてます。タイヘンに贅沢で凝ったことをやってるんですよ。Aモードでは液晶モニターにライブビュー表示中にも、ファインダー画像は見えますから通常のカメラのようにカメラを構えて撮影することもできる。ただしこのAモードはファインダースクリーンをダイレクトに映してますから“視野率”が92%と少し低いのが惜しい。


 BモードはE-330が使用している撮像素子(Live MOSセンサーと名付けてますが、いわゆるN-MOSです、パナソニックとの共同開発でフォーサーズサイズの約800万画素)、その撮像素子でダイレクトに“プレビュー”しています。一眼レフカメラですから、撮像素子そのものでライブビューしようとすれば、ミラーもシャッター幕も邪魔になります。ですからBモードライブビューでは、ミラーはアップして、シャッター幕は開いた状態にしています。じゃあ撮影をするときはどうするかといえば、シャッターボタンを押しこむと同時に、いったんミラーが下がりシャッター幕が閉じたあと測光、その後は、従来の一眼レフと同じようにミラーがあがってシャッター幕が走行して露光する。撮影が終われば再び、ライブビューのためにミラーがアップしてシャッター幕が開いた状態に戻るというわけです。いささか“力づく”という感じもしないでもない。だからシャッターボタンを押したとたん、しゃかんぱしゃっしゃかぱしゃ、と少し騒々しいです。
 撮像素子をダイレクトにプレビューしてるため“視野率”は100%です。ぼくはこの100%視野率に大きな魅力を感じているため、E-330でライブビュー撮影をするときはもっぱらBモードを選んでいます(今後のオリンパスのライブビューカメラはBモードが主流となるでしょう、たぶん)。ところでBモードですが、E-330が発売されてしばらくはAFができず手動でピントを合わせる必要があったのですが、その後、ファームウエアのバージョンアップがあってBモードでもAFができるようになり、その使い勝手は飛躍的に向上しました。
 ……うーん、E-330についてはもっともっとお話ししたいことがたくさんあるんですが、長くなりすぎる、もうそろそろ仕事をはじめなくちゃ……締めきり、締めきり。