12月26日(木)


残念なる名車





 落書きされて惨めな姿になっていますが、マツダ・ロータリー・ルーチェ・クーペです。
 お前は国産車でどれをイチバンに選ぶかと問われたら、なにをさておいてもこのルーチェに手をあげます。名車です。外観のスタイルがいい。カメラやレンズと関係ない話ですが。
 もともとレシプロエンジン搭載のセダン(ベルトーネ時代のジュージアーロのデザイン)をベースにして(たぶん)マツダのデザイナーがクーペにしたててロータリーエンジンを載せたのがこのクルマ(の、はずです、記憶が曖昧・・・)。



リコー・PENTAX K-3 II + HD PENTAX-DA 20~40mmF2.8~4ED Limited DC WR


 DA Limited 20~40mmズームの話をもう少しだけ。

 以下はPENTAXに"偏向"したオタクっぽい話ばかりなので、PENTAX興味ないぞオレは、という人には申し訳ない。

 DA Limitedシリーズ6本の中で、この1本だけがレンズ内にモーター(DCモーター)を内蔵させてそれでダイレクトにAF駆動しています。だからレンズマウントにAFカプラーがない。マウント名でいうところの「KAF3マウント」ですね。

 ところが他のLimited5本は、すべてカメラ内のモーターをAFカプラーを介して ━━ 強引な例えですが、フロントエンジン・リアドライブ(FR)のクルマのドライブシャフトのようなものを使って ━━ 細い金属棒をぐりぐりと回転させレンズを前後させてピント合わせするという、やや古典的AF駆動方式です。






 レンズフードをセットした20~40mm。
 こんなので遮光の役にたつのか、と疑問に思うほどの薄い薄いレンズフード(ねじ込み式)付きで、この上からレンズキャップ(金属製)を被せる。レンズフードを取り外してしまうとレンズキャップができない。ぼくはこんな"ヘの突っ張りにもならないような"フードは使わないので代用品キャップをと探そうにも55mm径なのでPENTAXには55mm径のレンズキャップそのものが存在しない(なんてこった)。だから仕方なくぼくは他社の55mm径レンズキャップで代用しています。



 ここで話がちょっと横道に逸れます。
 DA Limitedレンズの初めての1本は40mmF2.8。2005年に発売されました。つづいて21mmF3.2や70mmF2.4などがつづけて、ほぼ1年ごとに発売され、5本目のレンズが発売されたのが15mmF4で2009年のことです。すべてのレンズはsmcコーティングでした。
 その後しばらくして、2013年にsmc DA Limitedシリーズの5本すべてのレンズに、HDコーティングを施し、さらに円形絞りを採用して「HD DA Limited」として新しいシリーズにモデルチェンジされました。

 ただし、光学系もメカ系も旧来のsmc DA Limitedをそっくりそのまま継承しています。つまりレンズの中身はそっくり前モデルのままなので、HDコーティングされたといってもsmc Limitedレンズの「レンズの味」をほぼそのまま受け継いでいるというわけです(ゴースト/フレアの低減と、ぼけ味が柔らかくなったことに違いはありますが)。



 ここで再び20~40mmズームの話に戻ります。
 新しいHD DA Limitedシリーズが始まったのが2013年で、そうです、その年にHD DA Limited 20~40mmズームレンズが発売されました。

 6本のDA Limitedレンズの中で唯一、防塵防滴構造にもなってますし、レンズ内モーター駆動式AFだし、レンズ設計にも最新技術を取り入れています。
 つまり5本の単焦点Limitedレンズに比べると、この20~40mmズームだけがLimited レンズではありますが"ぐーんっ"とモダンなレンズになっています。このへんが(ぼくには)単焦点Limitedとは感覚的に「ナンとなく違うなあ」と思わせるゆえんです。

 単焦点Limited5本はデザインや描写に"こだわり満開"なのに、20~40mmズームはLimitedらしい"偏屈で唯我独尊的"なところもなく、まるで「素直な青少年」といった雰囲気が感じられます(超個人的感想)。

 現代的なレンズに仕上がっているのだから文句を言うなよ、といわれればそれもそうですが、Limitedレンズといえば、FA LimitedもDA Limitedもそうですが、"やや古くさい=古典的な"操作感があって、そこがイイんだと思ってますから、ピント合わせしても、カメラボディ内のモーターのチカラを"ドライブシャフト"のような金属棒をぐりぐり回転させてレンズ側に伝える、そのときの音と感触が20~40mmズームでは感じられないのが、ちょっと淋しく頼りなく感じるのです(身勝手だなあ)。

 5本の単焦点Limitedレンズとは違うタイプのLimitedレンズだ、とそう思えば20~40mmはそれなりに独特の個性的スタイルを持ったレンズで、そこが魅力でもあるのでしょう。


 もっと古典的でこだわり感がいっぱいの「3本のFA Limited レンズ」については、しばらくしてから、また、おたくっぽい話をしてみようと考えています。
 PENTAX興味ないぞオレは、の人には申し訳ないけど。




2019.12.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

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