レンズの良し悪しが厳しく問われる時代

カシオ・EXILIM EX-Z1000
 Z1000はペンタックス製の沈胴式3倍ズームレンズを内蔵しており、このレンズはOptio A10の3倍ズームレンズと同じ。たまたまぼくが使ってるZ1000のレンズが“大当たり”で、このレンズのおかげだろうか、素晴らしい描写だった。ところが、たまたまぼくが使ってるA10のレンズはといえば“大外れ”だったのか、こちらのほうがいささかヘナチョコの描写だった。軒先を貸して母屋を取られる、てなことになりかねない。しっかりしろ、ペンタックス。


 1000万画素を越えるぐらいになると俄にレンズ性能が描写画質に大きく影響をしてくる。そのことは一眼デジタルでも言えることだが、とくにコンパクトデジタルではその傾向が顕著になる。もしレンズ性能が良ければ1/1.8型程度の撮像素子の1000万画素でも、その高解像度の実力と魅力を充分に発揮してくれる。ヘボなレンズならせっかくの1000万画素も台無しになる。
 ところで1020万画素もになるとファイルサイズもデカくなって、JPEGの高画質モードだったらそのファイルサイズはカルーく4MBぐらいになる。ノーマル画質モードでも平均2.6MBぐらいのサイズだ。でも、もしこのZ-1000を使って1000万画素の実力をフルに発揮した画像を得たいのなら ―― ブラさないで写すことは言うまでもないが ―― できるだけ高画質モードで撮影したほうがよろしい。デジタル一眼の場合は無理して高画質モードを選ぶ必要はないけれど、コンパクトデジタル、それもZ-1000のような高画素モデルの機種ではJPEGの圧縮率のちょっとした差が画質に影響してしまう。