好きなレンズと好きなカメラ

キヤノン・EOS 5D+EF85mmF1.2L II USM
 30Dから5Dに持ち替えただけではそれほどの違いを感じないのだけど、ファインダーを覗いて見た瞬間、別世界にはいったような感じがする。そうなんだよなあ、一眼レフってこれなんだよなあ、ファインダーはこんなふうに見えなくちゃあなあ、とひとしきり感心する。いやあ、いまさらだけどやはり5Dは良いカメラですねえ。
 30Dもそうなんだけどボディ背面、サブコマンドダイヤルの横っちょにあるマルチコントローラ、この便利な操作ボタンにもっともっと機能を振り分けてくれれば、30Dも5Dもいま以上に格段に使いやすくなるはずなんだけど、なぜなんだろうか、ほんの一部の機能しか分担させていない。たとえばオートブラケッティングのときに、このマルチコントローラでブラケッティングシフトできるようにするとか、再生画像を拡大表示したものを標準サイズに戻すときにマルチコントローラの中央押しでイッキに戻れるようにするとか、そのほかこれを使ってやりたいことがいっぱいあるんだけどなあ。


 85mmF1.2レンズのフォーカシング機構ことを“間抜けな”と悪態をついてしまったけれど ―― コトバがキツかったですね、反省 ―― それは85mmレンズの“唯一”の欠点だとぼくが思っていたからで、だからと言ってこの85mmのぼくの評価が揺るぐものではない。いまあるキヤノンのEF/EF-Sレンズ群のなかで、お気に入りのレンズを3本選べ、といわれれば、まっさきにこの85mmF1.2レンズを取り上げたいほどなのだ。ちなみに、あとの2本は、と問われれば、悩みに悩んでEF14mmF2.8L USMと、EF300mmF2.8L IS USMかなあ。300mmは、数あるサンニッパレンズの中では一つアタマが抜き出た優秀なレンズだ。
 85mmF1.2は1989年秋に発売されたと昨日も述べたけれど、同時にこれまた名レンズのEF50mmF1.0L USMが発売された。その当時は50mmF1.0のほうに注目が集まっていて、85mmF1.2のほうは少し横に置いてきぼりだったような思い出もある。50mmF1.0も85mmF1.2も、いままでにさんざん使ってきたが、使いやすさ、絵づくりのしやすさという点で言えば文句なしに85mmのほうだった。ぼくの撮影技量のいたらなさなんだろうけれど50mmF1.0にはいつも手を焼いた。使いこなしの難しいレンズだったなあ。

腰骨のカタチか

キヤノン・EOS 30D+EF85mmF1.2L II USM
 撮影を継続中には、一眼レフは基本的に電源をOFFにしない。カメラを一時的にカメラバッグに入れるときもONにしたままだ。もちろんカメラを肩から下げて歩いたり、長い時間シャッターチャンスを待っているときも、いちいちOFFにしない。手伝ってくれるアシスタントの人が気をきかせてOFFにしてくれることがあるのだけど「やめてくれよっ」といつもお願いしている。理由は単純、カメラを手にして構えたら“すぐに”シャッターを切りたいからなんだ。スリープモードに入っていることが多いけどそれは気にならない。ただ、電源ONにしっぱなしは (自分でも不思議なんだけど) 一眼レフカメラだけで、コンパクトカメラはといえば頻繁に電源をON/OFFしている。ま、ぼくのクセみないなもんかな。
 で以下、まったくもって個人的なハナシなんだけど、30Dを肩から下げて歩いていて (もちろん電源ONのまま)、さて撮影をしようとカメラを構えると電源がOFFになっていることが頻繁にある。ストラップの長さをぼくの好みにすると、ちょうどカメラのメインスイッチがぼくの腰骨にあたり、そのせいで勝手にOFFになっているようなのだ。30DだけでなくEOS 5Dでもそうだ。この勝手にOFFのおかげでいらいらすることが多く、キヤノンの人に「こんなクレームはありませんか」と尋ねたところ、「ありませんよっ、それはタナカさんの腰骨のカタチが悪いからですよ」と言われてしまった (ね、K瀬さんっ)。ぼくは、そもそもメインスイッチの位置が良くないんじゃないかと思うんだけどなあ。


 もともとのEF85mmF1.2は1989年秋に発売された古いレンズで、その“古い”ままロングセラーを続けていたのだが、今年春にようやくモデルチェンジされた。モデルチェンジといってもマイナーな改良で、レンズ光学系などは古いままだ。おもな変更点はAFの測距スピードのアップ (旧型はそりゃあ遅かったもんなあ)、絞り羽根枚数は同じだけど円形絞りになるようにしたこと、そしてデジタルカメラに最適化してフレアーやゴーストを出にくくしたことなどなど。もちろん価格もアップ。もともと完成度の高い良いレンズだったので光学系を変更する必要はないとは思うんだけど、懸案だったフォーカシングのメカ部分の改良はついでにして欲しかったなあ。
 というのも、たとえば最短距離で撮影をするとレンズ全長が伸びる。その状態でカメラの電源をOFFにするとレンズが伸びきったままになり、フォーカシングリングを操作しても無反応になる。完全電子マニュアル方式だからで、いまどきこんな“間抜けな”機構をそなえたEFレンズはないはず。だから85mmF1.2の全長を短くして収納しようとすると、そのたびに、カメラのメインスイッチをONにしてからレンズのAF/MF切り替えスイッチをMFにしてピントリングをくるくる回して無限遠距離にしなければならない。いやあ、これがめんどうなんですよ。

こつこつと改善

富士フイルム・FinePix Z3
 Z3のカラーバリエーションはシルバー、ピンク、レッド、ブルーの4種類があって、シルバーがいちばんナンでもなくて没個性的 (ぼくはパス) 。ピンクは淡い桜色をして上品に仕上がってると思う。女性に人気があるんだそうだ。レッドとブルーはちょっと変わった塗装で角度によってパール色が浮き上がって色の濃さが違って見える (ミラー加工)。なかなか凝った塗装で、ひと言でウマく説明できない。
 最近のコンパクトデジタルカメラは“写り”にかんしてはどれもこれも大差はない。どれもこれも良く写る。機能的にも ―― たしかに魅力的な機能を備える機種も中にはあるけれど ―― 似たり寄ったり。だからこそいまは、コンパクトデジタルカメラはボディデザインの良し悪しや仕上げの具合 (見た目のかっこ良さ) で選ぶ時代になってきているんではないかと。ボディ外観の見た目はとても大事で、カメラは機能重視だデザインがどうのこうの女々しいこというな、という時代じゃないぞ。


 最近のフジのコンパクトデジタルカメラを見ていて感心することは、過去のしがらみに捕らわれず (大局的に見ると結構、しがらみにがんじがらめになっているようなところもあるけれど) イイと思ったことはどしどしと新型カメラに取り入れていることだ。たとえばメニュー画面のちょっとしたレイアウトやデザイン (GUI) の変更を積極的にしている点だ。Z2とZ3のメニュー第1画面を見比べると、格段に新型Z3のほうが見やすくわかりやすくて良くなっている。各メーカーとも、とくにこうしたメニュー画面は一度決めたら頑固に守り通すというのが通弊で ―― どこのメーカーにも小姑みたいな人がいて新しいことをやろうとすると小うるさく文句を言うのだ ―― 少しの変更でも極度に嫌うのだが、フジは「使いやすくなればそれでイイじゃないか」とのフレキシブルな姿勢が感じ取れてぼくはとっても評価をしている。
 できることからこつこつと、と改善しているのがいいですね。

「デジタル一眼レフ」

富士フイルム・FinePix Z3
 撮像素子に1/2.5型512万画素のスーパーCCDハニカムHRを使って最高ISO1600までの高感度撮影ができることは前のモデルZ2と同じ。Z3になって新しくなったことは、FinePix F30に搭載されたi-フラッシュ、リアルフォトエンジン2を採用したこと、高ISO感度とi-フラッシュの機能を利用して連続撮影ができる高感度2枚撮り機能 (これもF30に搭載済み) 、そして赤外通信の機能をよりアップさせてZ3同士や携帯電話との画像交換もできるようになったりしたこと。……とかなんとかかんとか、うーん、まるで雑誌のニューモデル紹介の記事のようだなあ。
 どうも最近、カメラデザインが少しよろしくない (つまりダサい) フジのカメラの中にあっては、このZシリーズだけがまるで都会的異端児のようにボディデザインはスマートでしゃれている。Z3はスライドカバーがZ1/Z2から少し変更されて開閉がやりやすくなったのだけど、そのぶんせっかくの洗練されたデザインがちょっぴりやぼったくなって“フジらしく”なってしまったのが残念。


 ちょっと照れくさいのだけど、ここで一つ、本を紹介させてちょうだい。

 ぼくの本で、数日前に発売されて、すでに書店には並んでいる、はず。『デジタル一眼レフ ―― プロ級写真の撮り方教えます』 (技術評論社) という、われながら恥ずかしくなるようなたいそうなサブタイトルが付いておりますが、言っておくけれどぼくがつけたタイトルではないぞ。B5サイズでオールカラーの約160ページ。あれこれ被写体別、シーン別、表現別などにわけて、約300カットほどの写真を掲載していて、それぞれの写真には簡単な解説と撮影データなども付記している。
 こ難しい理屈っぽい写真はワンカットもない。あっけらかんとして、どちらかと言えば初心者が見て「おおっ、これなら自分でも撮れるかも」と思っていただけるような写真ばかりなので、毒気を感じたりムカッとすることもないと思う。メカ的な話はいっさいなし。というわけで、もし本屋さんにいったらついでにちらっと手にとって見て欲しいなあ、と。

活線挿抜

ニコン・D2Xs+シグマ・DC30mmF1.4
 ニコンのカメラはメモリーカードの蓋を開けてもカメラの電源が自動的にOFFにならずONのままである。この“理由”が判明。
 理由の第一は (やっぱり思った通り) カード蓋を開けただけでメインスイッチがOFFになってしまうということに対してプロカメラマン、とくに報道系のカメラマンたちが嫌ったためのようだ。そうしたプロたちのカメラの扱いはじつに乱暴で、その気がなくても、ついカード蓋が開いてしまうこともなきにしもあらずで、そのたびに電源がOFFになってしまっては仕事にもならない。大急ぎでメモリーカードを交換してすぐ撮影を続けるということもある。ということで、ニコンはカード蓋を開けても電源はONにしたままにしている。でもキヤノンのようにカード蓋の開閉とON/OFFを連携させればいいではないか、と思われるだろうが、蓋を閉じてOFFからONになったとしても、再び撮影スタンバイ状態になるまでの「起動時間」が必要となる。最近のカメラはこうした起動時間が極端に短くはなっているけれど、つい数年前まではこれが長かった。文字通り時間と勝負の報道カメラマンにとって起動時間のためのタイムラグなんて許せなかったんだろうね。


 じゃあ、電源ONのままメモリーカードを抜き差ししてもだいじょうぶなのか、使用説明書の「電源を切った上でカードの抜き差しをするように」との警告はいったいナンだ、ということになる。結論を言えば「99.9%だいじょうぶ」とのことで ―― これは公式のアナウンスではない ―― 説明書の警告は「万が一」のことを危惧してのことのようだ (ニコンらしいよなあ) 。
 だいじょうぶ、の理由は、ニコンのカメラは活線挿抜 (かっせんそうばつ) の仕様に準拠していて電源ONのままカードが抜き差しできる、つまりホットスワップが可能なように設計されているからだ。具体的に言えば、CFカードに接触するカメラ側のピン足の長さが微妙に違っていて抜くときはいちばん最初にカードのアクセス停止信号が離れて (切れて) から他の信号が順々に離れるという仕組みになっているんだそうだ。カードを挿入するときはその逆になる。カード蓋の開閉でON/OFFをするにはそのための機械スイッチも必要になるし構造的にもコスト的にもすくなからず影響もしてくるだろう。そうした機械スイッチを設けない方が技術的にも高度だともいわれている。
 カード蓋の開閉とON/OFFの連携については、結局、カメラメーカーの“考え方”の違いだろうね。どちらが“優れている”かではないと思う。ちなみに、ニコンのカメラで、カードにアクセス中に強引にカードを抜いたことも何度かあるが (ぼくがっ) 、カードのファイル管理情報が壊れるようなことは一度もなかったなあ。

露出とは

ニコン・D2Xs+AF Nikkor 20mmF2.8
 D200体験セミナーの講座中に「露出ってなんですか」と初心者から質問されて、ぼくは手短に答えたんだけど、さあ、では皆さんならどのように答えますか、というハナシの続き。ぼくの答えは以下のひと言。
 「写真を明るくしたり暗くしたりするのが露出です」、と。
 なーんだ、と思われるだろうけれど、でも実際、質問した人はこの“ひと言”でわかってくれた。こうした超基本的根源的な質問に対しては、理屈を述べない、過程を説明しない、現象をくどくど解説しない、というのがイイように思う。まず経験的結果だけを簡潔に述べる。
 いやもちろん、こうした説明のやりかたがベストだとは考えていない。もっともっとわかりやすい丁寧な回答があるかもしれない。でも、露出ってなに、と写真についての超初心者からいきなり尋ねられて、ぼくにはいまのところほかの説明が思い付かなかったなあ。


 このD2Xsにも撮影後に画像をカメラの液晶モニターに再生表示したとき、その画像のヒストグラムを表示することができる。そのヒストグラムの表示を見ただけで「たちどころに露出がわかる」と豪語する人がいるのだけど、そのことがぼくにはさっぱり理解できない。ヒストグラム表示を見て (読んで) 露出補正をし、最適な露出値で撮影をするという人もいるのだけど、それもぼくにはよくわからない。ヒストグラムの表示機能うんぬんを言っているのではない。
 そもそも露出 (写真の明るさや暗さ) を変えるといったって ―― 通常の撮影の場合 ―― シャッタースピードと絞り値、そしてISO感度の三つのパラメータを変更するしか方策はない。ISO感度は露出を調整するという概念とはちょっとちがうようなので、この場合、少し横に置いておく。同じようにライティングをコントロールすることで露出を変えることもできるがこれもちょっと横に置く。というわけで、露出の調整は、なんだかんだと言ったって結局、シャッタースピードと絞り値のたった二つの組み合わせを変えるだけ。ヒストグラム表示を眺めてわかったような気になったとしても、シャッタースピードと絞り値を変えてるだけではないか。だからぼくは、ヒストグラムを眺めてあれこれ考えているぐらいなら、さっさと段階露出をして撮影してしまったほうがずっとスピーディーにコトが終わるんではないかと思っております。初心者もベテランも、露出についてはあまりムツかしく考えすぎない方がいいんじゃあないかな。
 勢いのある良い写真を撮るには、一に構図、二にピント、三、四がなくて五に露出、っていうぐらいだから、ね。

D200体験セミナー

ニコン・D2Xs+VR18?200mmF3.5?5.6
 D2Xsに限らずニコンのデジタル一眼はどの機種も(たぶん)、メモリーカードの蓋を開けてもメインスイッチが自動的にOFFにならない。ONになったまま。D2XsもD200もそうだ。でも、使用説明書には「電源をOFFにしてから」メモリーカードを出し入れするように、と警告している。ニコン以外ではコニカミノルタのカメラが蓋を開けてもOFFにならないが、キヤノンもオリンパスもペンタックスもどこも、カードの蓋を開けると自動的に電源がOFFになる。そして蓋を閉じると自動的にまた電源がONになる。ニコンのカメラを使っていてこれがいつも不思議で、なぜわざわざ電源をONにしたままにしているのか、このことをニコンの人に聞いたのだけど皆さん「さぁて、どうしてでしょうね」と逆に聞かれてしまう。
 で、どうしてだと思いますか、皆さん。
 ニコンのことだからきっと深ーい理由があるはず。いちおう、ニコンの開発者にいま問い合わせているのでおって返事がもらえるはず。そのときには正解を報告しますからね。


 昨日、今年2月ごろから続いていたニコンD200体験セミナーの“説明員”の仕事の、ぼくのぶんが終わった。長かったし、いささか疲れた。でも、当初考えていた以上に愉しかったし、おもしろかった。一日3時間の講座を2回、それを2日続けて同じ話を4回するのにはまいったけれど、毎回、それに出席してくれる人たちとのやりとりがじつに愉しかった。平均年齢は少し高めで、だからちょっぴりワガママな人もいたけれど ―― ま、ぼくもそうなんだけど ―― そんな人と丁々発止、あーでもないこーでもないと話を続けていると、そうかそうか、相手はこんなことを望んでいるのかとわかってくる。
 ぼくは講座中にリアルタイムの質問を受け付けるようにしていて、だから、そりゃあ突拍子もない質問もある。それにすばやく手短に答える。コサイン誤差について、とか、RAWファイルの圧縮、非圧縮について、などのコムツカシイ質問があったかと思えば、JPEGってなんですか、とか、超初心者からは「露出ってナンですか」という根源的質問もある。
 さてそこで、皆さん、露出ってナンですか、と初心者から問われてキチンと答えられますか。シャッタースピードとか絞りなどの難しい用語を使っちゃダメ。それと“ひと言”で簡潔に説明しなければいけない。さあ、どうだ。

バッテリー情報機能

ニコン・D2Xs+シグマ・DC18?200mmF3.5?6.3
 クロップ撮影モードについてはD2Xでスポーツ競技を撮影するのに一度だけ使ってすっかり懲りてそれ以来、使ったこともない。撮影範囲以外の周囲の状況が“丸見え”なので気が散ってしょうがない。ムカシからファインダー画面の隅々までイッキに見てしまうクセがあるもんだから、つい写らない周囲まで見てしまい、いざシャッターを切ろうとするとそのたびにフレーム外が気になって思い切ってシャッターが押し込めなかった。D2Xでは撮影範囲の周囲が“素ヌケ”になっていたが、このD2Xsでは液晶マスクでグレーの半透明になった。シグマのSD9やSD10のスポーツファインダーと似ている。ニコンとしては液晶マスクの濃さをあれこれ悩んだ末にコレに決めたのだろうが、ぼくはもう少し濃いほうが良かったように思うし、逆にもっと薄いほうがいいと思う人もいるに違いない。だからここは、ニコンの技術力をもってしてマスクの濃度を何段階かに調整ができるカスタマイズ機能なんかを入れて欲しかった。


 バッテリーがいやにもつなあ、なかなか減らないなあ、と思っていたら、なんだリチュウムイオン電源が新しくなって大容量化されたのだ。D2Xに使っていたものが1900mAhだったのに、D2Xsには2500mAhの容量があるEN-EL4aになった。いちおうカタログデータではD2Xが2600コマだったのに対して、EN-EL4aを使ったD2Xsは約3800コマも撮れるようになったという (この数字は例のD200の約1800コマ、しかし実質約400コマと似たりよったり、と思っておいたほうがよいのかな)。いやそんなことよりも、あの詳細なバッテリー情報の機能があるだけでも素晴らしいことだ。この機能があるおかげで多少のバッテリーの減りが早くてもそれほど神経質にならずにすむ。デジタルカメラはバッテリーがなくなってしまえばどうしようもない。だからバッテリーの残容量には、たぶんぼくだけじゃあなくて皆さんもきっととても神経を使っていると思う。だからD2X、D2Xs、D2Hs、D200などに採用されているバッテリー情報機能については高く高く評価をしております。

M型ライカデジタル

ニコン・D2Xs+シグマ・DC18?200mmF3.5?6.3
 じつにカメラらしいカメラで、こうしたカメラを使うとやはりほっとする。ニコンのカメラはフィルムカメラの時代からそうなんだけど、シャッターを切った瞬間に「写っている」との確信が指先に伝わってくる。シャッターを切ったあとに「写っているだろうか…」と少しでも不安がよぎると“次”にすすめなくなる。絶対に失敗が許されないようなプロにとってはこのことはとっても重要なことだ。
 D2Xからマイナーバージョンアップされたもので外観デザインなどは変化なし。おもな変更点は液晶モニターがD200と同じく広視野角になったこと、カメラ内でトリミングができるようになったこと、白黒撮影モードを加えたこと、そしてクロップ撮影モードのとき撮影範囲外に半透明の黒マスクが表示されるようになったこと、などなど。プレスレリーズには書いてなかったと思うけど、AFの測距性能がD2Xよりも良くなったような印象も受けた。こういっちゃなんだけどD200よりも“数段うえ”の感じだ。AFのピント合わせがとっても気持ちよい。


 先週のはじめ、ライカカメラジャパンからプレスレリーズが送られてきた。今後発売されるM型カメラ用の交換レンズに識別コードを取り付けることにした、というもの。レリーズには、識別コードは「今後発売予定のM型デジタルカメラがレンズの型式を強い別できるようにするためのもの」とあって、続けて旧型のMレンズも有償で改造に応じますよ、と書いてある。確かに、以前のことだけどライカカメラジャパンの人に「秋にはM型デジタルを出しますよ」とは聞いていたが、その話は公式なものではなく雑談での話。
 でもこのプレスレリーズを読むと、M型デジタル発売のことなど既定の事実、周知の事実、のような書き方で、そのことを知らないぼくは驚いた。で、そのレリーズの最後には「…M型デジタルカメラの焦点距離ファクターが1.33であるため…」とかナンとかの説明もあって、へえっ、1.33倍ちゅうことはあの撮像素子を使うのだろうかと、知らないぼくはまた驚いた。こんなこと、皆さん知ってましたか。

ところで、
 L1について書いた数日前のページはそっくり、ぼく自身が消しました。読み返して、ぼくが (他の人も、ね) 気に入らなかったのでぼくが消したんです。
 ぼくのブログですから、消すのも自由、と思ってさっさと消しました。このことについてメールやコメントをたくさん頂きました。なんだかとってもご立腹の人もいらっしゃって、少し戸惑いました。書いたものを黙ってさっさと消す。こうしたことはまたヤルかもしれません。いままでに何度もやってます。
 それくらいの“自由”はくださいね、ぼくのブログなんですもん。ということで、この話はこれでオシマイ。