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K-1アップグレードサービス ━━ その1


リコー・PENTAX K-1 Mark II + HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW

 リコーイメージングは来月、5月21日から9月30日までの期間限定で「PENTAX K-1アップグレードサービス」を実施すると発表した。初めてのその話を聞いたときは、にわかには信じられなかった。

 サービスの内容を簡単に言えば ━━ 現行K-1のユーザーなら詳しく周知のことだろうが ━━ K-1のメイン基板をK-1 Mark IIの新型メイン基板とそっくり入れ替えるという有料サービスである。と同時に内部清掃、各種AF/AEなど各種チェック、調整もおこなってくれる。
 新しい基板に交換することで旧型「K-1」は、外装部やメカ/光学部品を除いて機能的にはほぼ完全に新型「K-1 Mark II」になる。だからExifデータも(外観などはK-1のままなのに)K-1ではなくなる。

 ファームウエアをアップデートして機能アップするサービスは多くのメーカーがやっている。しかし、重要パーツを交換をしてカメラ機能をアップ、いや「機種変更」するなんて、そんなこと初めてのことだ。




 K-1アップグレードサービスの内容は、ここの「アップグレードサービス」のページにはあれやこれや詳しく説明されている。
 K-1を使ってないペンタックスユーザーや、他メーカーのユーザーも上記のページ(とくにQ&A)に目を通しておくと、「ほほーっ、そこまでやるか」と感心するに違いない。

 さらに、実際にアップグレードサービスを申し込むにあたっての注意事項については、この「サービス規約」を読んでおくといいだろう。

 K-1の発表時にリコーは、「K-1は息の長いモデルとして育てる。短期間のモデルチェンジはしないつもりだ」と明言(約束)していた。それなのに、たったの2年ほどでモデルチェンジ・・・。
 その約束を反故にしないためにリコーがやったことが、今回の、有料ではあるがK-1アップグレードという「前代未聞」のサービスだったわけだ。

 カメラメーカーもカメラ販売店も、カメラやレンズを売って利益を得る。しかしK-1アップグレードサービスは、新型K-1 Mark IIを購入せずにアップグレードサービスをしてK-1を使い続けるユーザーも多くなる。
 せっかく新型カメラを発売するのにそのカメラが売れない・・・カメラメーカーはむろんカメラ店も儲けはなにもない。

 さらにサービスを受けるにはユーザー自身が直接、リコーのサービス部門(大阪1カ所、東京2カ所)にK-1を持ち込むか、そこにダイレクトに郵送するシステムになっている。カメラ店を経由しないからカメラ店には手数料も入ってこない。お客がカメラ販売店に立ち寄らず店の上を飛んでゆく。
 K-1ユーザーにとっては拍手喝采のサービスだろうが、リコー自身やカメラ販売店にとっては「悪魔のサービス」にもなりかねない。

 そのアップグレードサービスは国内だけでなく世界各国でもおこなう予定になっている。メインテナンスサービスが充実している国内と違って海外は代理店のようなところもあって、どこまで国内と同レベルの対応ができるか、そこも不安材料(リコーやリコーイメージングにとっては)。
 いくら「ユーザーのため」とはいえ、よくも思い切ってこんなにリスキーなサービスをやろうとしたということに驚くと同時に感心し応援もしたくなった。

 次回は、K-1ユーザーにとってアップグレードサービスを受けることが、「損か得」か、などについてあっさりと(の、つもり)。


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