2月20日(水)




ニコン・D850 + タムロン・17~35mmF2.8~4 Di OSD

 かなり強い片ぼけのあるレンズだったので ━━ 17mm側ではそれほどでもないが35mm側では無残なほどの片ぼけ ━━ "正しい"評価はできないが、ピントが合ったところはそれなりにシャープでした。

 このレンズのセールスポイントは、"軽い、小さい、安い、そこそこ写る"、じゃないでしょうか。操作性の良さとか優れた描写性能については贅沢は言わない。

 タムロンはある時期から手ぶれ補正内蔵レンズにこだわり始めて、そんなに無理をして手ぶれ補正を搭載しなくてもいいのに、と思われるようなレンズもありました。でも、そこがタムロンの良さ、タムロンのがんばり、でした。
 ところがどうしたことか、最近になってその「良さ」と「がんばり」がなくなりつつあるようで、そこが残念に感じるところです。

 この17~35mmF2.8~4のズームだって、とうぜん手ぶれ補正を内蔵してしかるべきレンズなのに、コストダウンとレンズ設計のラクチンさを優先させて ━━ 手ぶれ補正の機構をレンズ内に入れなくてもいいとなると、光学設計はとたんに楽になる ━━ やや魅力のないズームレンズに仕上げてしまいました。

 また前回のことを繰り返しますが、AF作動させて(いまどき)ピントリングがぐるぐる回ってしまうなんて機構のレンズなんて、そりゃあないですよ。

 ニコンのカメラではボディ側にAF/MFの切り替えスイッチがあります。ぼくはいつものことだけどボディ側のスイッチでAF/MFを切り替えます。ところが17~35mmはその方法ではMFでピント合わせできません。アクチュエータと直結したままなのでピントリングを強引に回転するとゴリゴリと音がして重い。

 タムロンに問い合わせると「それはやめてくれ」と。
 MFでピント合わせするときは「必ず」レンズ側のAF/MFスイッチで切り替えてくれ、と強く注意されてしまいました。もちろん、AF合焦したあとにMFでピント補正なんてことはできません。

 ところで、今日、2月20日にタムロンから、3本のレンズを"開発発表"した、との案内が来ました。




フルサイズ判一眼レフ用が2本。
 (ニコン、キヤノンに対応)
・35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)
・SP 35mm F/1.4 Di USD (Model F045)
フルサイズ判ミラーレス用が1本。
 (ソニー以外に、EOS RやZ6/Z7、LUMIXに対応するかどうか不明)
・17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)

 発売日は、2019年度中頃(の予定)と。

 35~150mmズームのAF駆動用アクチュエータは、くだんの17~35mmズームに使用している「OSD」です。35~150mmズームもまたピントリングがぐるぐる回転するだろうか、気になるなあ。

 SP 35mmF1.4 のレンズも奇妙です。現在、タムロンには手ぶれ補正を内蔵したSP 35mm F1.8 があります。なのに、唐突に同じ焦点距離の単焦点レンズです。それも、人気にやや陰りに出てきている一眼レフカメラ用の交換レンズです。

 タムロンは、今後、ラインナップをどのように揃えていこうとしているのか。そこも気になるなあ。

2019.02.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

2月18日(月)




ニコン・D850 + タムロン・17~35mmF2.8~4 Di OSD

 昨年の秋に、"ひっそり"と発売された ━━ そう感じた ━━ 広角ズームレンズです。「Di」ですからフルサイズ判一眼レフ対応のレンズ。ひっそりと発売、というのはぼくの勝手な個人的感想ですので気にしないでください。対応マウントはニコンF、キヤノンEFの2種類だけ。

 気になっていたので、借りて使ってみました。
 感想は、はっきり言って、いまいち"パンチ"にかけるレンズでした。ジミなレンズ。手ぶれ補正も備わっていない小型軽量と低価格がメインテーマのズームレンズだから(量販店で約7万5千円)贅沢を言っちゃいけないのでしょうけど。

 2003年発売の「SP AF17-35mmF/2.8-4 Di LD ASPERICAL [IF] 」のモデルチェンジ版だと思われます。
 タムロン独特の表記だと「G2」となるはずなのにそうではない。むろんレンズ構成は新規ですが、大きさも重さもフィルター径も最短距離も似たところがいっぱい。なのに「SP」レンズではないです。

 新しいところとしては、AF駆動用アクチュエータにDCモーターベースの「OSD(Optimized Silent Drive)」を使っていることでしょうか。でも、もう少し時代に即した「なにか新しさ」が欲しかったなあ。




 ところで、このズームを使ってみて、えっ!、と驚いたことがありました。
 もともとDCモーターですからしょうがないのでしょうけど、AF作動するとピントリングがぐりぐりと回転する。じーっじーっと音もする(音は小さいですが)。

 さあ撮影しようと、カメラとレンズをホールディング、左手の指先でピントリングを支えていたら、とつぜんピントリングが、ぐるっ、と回転して、そりゃあ驚きましたよ。最近の使うレンズで、AFでピントリングが回転するなんて、あまり経験がなかったもんですから。

 描写についての感想はのちほどとして、"厳選品"で借りたレンズが片ぼけしてて印象はちょっと悪かったです。


2019.02.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

2月11日(月)




オリンパス・E-M1 Mark2 + ZUIKO DIGITAL ED 300mmF4 IS PRO

 このオリンパス300mmはよく使うレンズです。600mm相当の超望遠画角のレンズだとはとても思えない、大変に小さくて軽くて使いやすい。
 むかし、サーキットでレーシングカーを撮影しているときに、こんな軽くてコンパクトで雨にも強い便利なレンズがあれば撮影場所を移動するにしても、もっと楽しく撮影ができたのにと、そう思うことがよくあります。

 昨年のことですが、予期せぬ豪雨の中で、この300mmとE-M1 Mk IIを使って撮影せざるを得ない状況がありました。ええいっままよ、もし壊れたらオリンパスに文句を言えばいいかと、びしょ濡れの中で撮影を続けましたが、驚いたことにレンズもカメラもまったく"ヘ"でもない。これにはおおいに感心しました。




 これ「ZUIKO DIGITAL ED 300mmF4 IS PRO」レンズにテレコンバーター「MC-14」をセットした状態です。こんなに小さいのに、換算画角が840mm相当のレンズとして使える。手持ちで撮影できる。そしてめちゃ軽い、けれど、それは写真じゃ伝わらないのが残念。

 いつもMC-14テレコンバーターを使ってるというわけではないです。そりゃあ300mm単体で撮影するときのほうがずっと多いです。
 ところで、この写真を見てお気づきでしょうけど、レンズ鏡筒に"ヘン"なものが巻き付けてあります(クリックすると少し大きくなります)。三脚座も取り外してます。

 この300mmの唯一の(個人的)不満点は、鏡筒が金属製で、これまた上品な仕上げになってるもんだからツルツルと滑って落としそうな、そんな不安にかられることが多い。とくにPROレンズはどれも滑るスベル。
 というわけで、ぼくは鏡筒に"滑り止め"のためのゴムシート ━━ ある交換レンズメーカーのピントリングに使ってるものを頂いた ━━ を貼り付けて使ってます。見た目はちょっとナンですが、これがじつに具合がいいです。


2019.02.11 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

2月8日(金)




オリンパス・E-M1 Mark2 + ZUIKO DIGITAL ED 300mmF4 IS PRO + Teleconverter MC-14

 オリンパスには現在、一部の望遠レンズ専用の1.4倍のテレコンバーター(MC-14)があって、今年の夏頃には2倍のテレコンバーター(MC-20)の発売が予定されているそうです。
 そのMC-20と300mmF4を組み合わせれば600mmF8、つまりマイクロフォーサーズのカメラでは換算画角は1200mmF8相当として使えるというわけです。凄いじゃないですか。

 と、そんなことで驚いてちゃあいけません。オリンパスは先日「M.ZUIKO DIGITAL ED 150~400mmF4.5 TC1.25 IS PRO」の開発発表をしました。発売は、鬼も大笑いする来年2020年の予定ですけど。




 このズームレンズには1.25倍のテレコバーターが内蔵されています。望遠側でそれを使えば500mmF5.6となり、フルサイズ判換算の画角1000mmF5.6相当として使えることになります。
 その状態で、くだんの2倍テレコンバーターを組み合わせれば2000mmF11相当です。まるでニコンのCOOLPIX P1000の世界じゃないですか。

 でも一般的にですが、"テレコンバーターダブル使い"はおすすめできません。しかしその1.25倍テレコンバーター内蔵ズームなら、2倍テレコンバーターをプラスしてもそこそこ使えるかもしれない。そんな期待もなくもない。
 さらに、手ぶれ補正機能を向上させた新型E-M1Xで使うなら、手持ち撮影も不可能じゃないでしょうね、きっと。

 こんなこと、いま、日の出の勢いのフルサイズ判ミラーレスカメラでも、ちょっとマネできないでしょうね、たぶん。

 話を戻しますが、テレコンバーターのMC-14もMC-20も外付けタイプです。しかし来年発売予定の150~400mmF4.5 TC1.25は1.25倍ですがテレコンバーターは組み込み内蔵式です。そうした方式のレンズはキヤノンにもニコンにもありますが、外付け式と比べると"格段に"内蔵式のほうが良いに決まってます。

 マスターレンズとテレコンバターとを1本づつ完全調整して組み立て完成させるわけですから、テレコンバーターONにしたときのレンズ全体の描写性能はだいぶ良くなるのは当然です(比較のしようがないので、あくまで想像ですけど)。

 いや、だからと言って外付けテレコンバターはよろしくない、という意味ではありません。ムカシのことを考えればテレコンバーターの性能はここ数年で飛躍的に良くなってきています(理由はよくわからないのですが)。

2019.02.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

2月6日(水)




オリンパス・E-M1 Mark2 + ZUIKO DIGITAL ED 300mmF4 IS PRO + Teleconverter MC-14

 急ぎの仕事にかかわっていたら、あっという間に一週間が過ぎてしまいました。
 ほら、CP+も近いことですし、いろんなカメラやレンズを見たり使ってはいるんですが、いずれも発表前の"内緒"のものばかりで、ここで感想を述べるわけにはいきません、あしからず。

 さて、少し暖かくなったかなと思ったら ━━ 北の方のひとたちには関東地方のローカルな話題で申し訳ないですが ━━ 都内のあちこちで鳥を見かけるようになりました。窓越しの電線上に鳥が止まっていたのでガラス戸をそっと開けて840mm相当の望遠で手持ち撮影してみました。

 ぼくは鳥と花にはまったく不如意なので、なんて名前の鳥なのかさっぱりです。クルマだったらナンとかわかるんですけど。
 その写真、テレコンを付けての開放絞り値ですよ、840mm相当ですよ、手持ち撮影ですよ、いやあ良く写りますね。あらためて感心。




 オリンパスの300mmF4 IS PROレンズは、もっぱら手持ち撮影です。×1.4倍のテレコンをセットしても手持ち。なので三脚座は外して付属のカバー(それ、デコレーションリング、というんですね)を付けてます。
 300mmに内蔵の手ぶれ補正とE-M1 Mark2に内蔵の手ぶれ補正のおかげで、レンズが軽いこともあってるんるんで手持ち撮影ができます。

 OM-D E-M1Xの発表と同時に開発発表されたテレコン内蔵の「M.ZUIKO DIGITAL ED 150~400mmF4.5 TC1.25 IS PRO」の写りがじつに愉しみですね。


2019.02.06 | | Comments(2) | Trackback(0) | -

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