11月24日


秋の陽射しを受ける南佳孝「冒険王」





キヤノン・EOS RP + RF35mmF1.8 MACRO IS STM


 ニコンのミラーレスカメラ・Zシリーズの2機種には手ぶれ補正の機構が入っています。ソニーのα7シリーズもパナソニックのS1シリーズにも、なんとライカのST2にもボディ内に手ぶれ補正機構を内蔵しています。最新のフルサイズ判ミラーレスカメラの常識的機構です。ボディ内手ぶれ補正、当たり前。
 ところが、EOS Rシリーズは2機種ともボディ内に手ぶれ補正の機構が入っていません。

 キヤノンからフルサイズ判のミラーレスカメラが出てくるだろうと噂されていたとき、ぼくはキヤノンのことだからメカ式のボディ内手ぶれ補正ではなく、あっと驚くような電子式のボディ内手ぶれ補正を搭載してくるんではないかと、半信半疑ではありましたがそう予想していました。

 その"画期的電子式手ぶれ補正"とレンズ内手ぶれ補正を完全シンクロさせて、より強烈効果的な手ぶれ補正システムを……と考えていたのですが、わははは、結果は大ハズレでした。



 キヤノンのカメラにはレンズ内手ぶれ補正と連携して、デュアルセンシングIS、とか、コンビネーションIS、とか、ダイナミックISなどの複数の電子式手ぶれ補正の機能をカメラ内に搭載しています(おもに動画撮影のときですが)。なので、よけいに本格的電子式ぶれ補正に期待していました。

 というのも究極的な手ぶれ補正/被写体ぶれ補正は電子式だろうと言われていたからです。
 しかしEOS Rが発表されものを見て、あ、こりゃ本格的な電子式についてはしばらくは無理かもと、がっかりしました。
 でも、キヤノンはなぜボディ内ぶれ補正をやらなかったのでしょうね?

 技術的に満足できるものができなかったからでしょうか。キヤノンの技術力からすればそれは考えにくい。キヤノンのことだから、ひょっとすると既存の他社ボディ内手ぶれ補正の方式よりも一歩進んだ新しい方式を模索しているのかもしれません。

 そう遠くない時期にボディ内手ぶれ補正(おそらくメカ方式)を搭載したカメラをきっと出してくるでしょうけれど、それにしてもなぜ、他のメーカーに比べて大幅に"後れ"を取ったのか。そこが不思議であり、興味津々なことですね。




2019.11.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

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