12月8日(日)


オリンパスの新型OM-D E-M5 IIIについて・その1




オリンパス・OM-D E-M5 Mark III + M.ZUIKO DIGITAL 17mmF1.8 (写真・右、シルバー)
オリンパス・OM-D E-M5 Mark II + M.ZUIKO DIGITAL 17mmF1.8 (写真・左、ブラック)



 E-M5 IIIは11月下旬に発売された。

 予想していた通りに"存在感"が弱く、オリンパスのカメラらしくない。
 技術的にも仕上がりも良くできたカメラであると、それは充分にわかるのだけど、「ここがイイぞ、ここがチャームポイントだ」と、みずからアピールしてくるところが少ない。

 使ってみても、せっかくの「カメラの良さ」が、オモテに滲み出ていない、カタチとして見えない、のが残念だった。

 「小さい軽いカメラボディ」であることをE-M5 IIIの"最大"のウリにしているようだけど、さて、どうなんだろう。E-M5 IIIクラスの小型軽量カメラなんて、オリンパスにも、他社メーカーにもたくさんあるじゃないですか。

 そもそもレンズ交換式カメラはカメラボディだけで判断したり価値を見いだしたりするものではない。カメラはボディだけではナンの役にも立たない。レンズがあってこそのカメラボディです。
 いまの時代、カメラボディ単体で、小さいぞ軽いぞ、なんて言ったってあまり訴求力ないように思うけどなあ。

 オリンパスがE-M5 IIIのいちばんのウリ文句としている「小型軽量なカメラボディ」についてだけど、前モデルのE-M5 IIと比べてみると、こんな具合です。

 E-M5 II ━━ 123.7×85×44.5mm、469g(総)
 E-M5 III ━━ 125.3×85.2×49.7mm、414g(総)

 重さは新型E-M5 IIIのほうが約60gほど「軽い」が、横幅も高さも厚みも「大きい」。
 旧型E-M5 IIに比べると、小さめの卵1個ほど「軽い」だけ。卵8個ぶん(E-M5 IIの重さ)に対して卵7個ぶん(E-M5 III重量)ぐらいの違いだから、交換レンズをセットしたら、カメラの重さ軽さに鈍感な人には重さの違いはほとんどわからなくなるでしょう。

 ついでだけど、新型E-M5 IIIの量販店価格は約16万2千円。前モデルのE-M5 IIだったら約6万4千円です。カメラの中身性能は横に置いておくとして新E-M5 IIIは、旧E-M5 IIよりもざっと10万円も「重い」。
 旧型E-M5 IIは併売しているようですが、価格のことを考えつつ新型E-M5 IIIを使ってみたけれど(ぼくならば)E-M5 IIでいいかな、と思わないでもなく、もう1~2万円をプラスしてE-M1 Mk II(約17万6千円)にするかな、という感じでした。
 
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 というわけで、まずオリンパスの新型E-M5 Mark IIIの話から Photo of the Day を再開しました。 いまどきのカメラとかレンズはどうなってるんだ? とか、写真ってナンだ? とかなんとかをテーマにしつつ、ゆらゆらとやっていきますので、どうぞお付き合いを。

 やってみないとわかりませんけど、OM-D E-M5 IIIの話は(中休みしつつ)しばらく続きそうです。いろいろと考えさせられるところの多いカメラですね。
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2019.12.08 | | Comments(0) | Trackback(0) | -

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