シカクくなったシャッターボタン

フジフィルム・FinePix Z5fd
 年末年始にかけて、たぶん、フジがもっともチカラを入れて売っていこうとがんばっているカメラが、このZ5fdでしょう。言うまでもなくZ5fdはZ3の後継機種だけど ―― S3ProからS5ProもそうだがZ3からZ5というふうに「4」をパスしたフジの理由ってのを聞いて笑ってしまった ―― 同じくF30の後継機種であるF31fdと比べてみると、Z5fdのほうがずっと“コストと手間”をかけてモデルチェンジしているような気もする。たとえば、Z5fdにはあらたに顔キレイナビ専用の操作ボタンを設けているうえに、十字キーボタンなどほかの操作部も形状を変えたり大きくして使い勝手を良くしている。これに対してF31fdはそうした“コスト”のかかる改良はまったくしていない。そっくりF30の流用。兄弟機種ながら、“兄”のほうはオフルを着せられたままなのに“弟”はすっかり新しい洋服を着せてもらってにこにこしている、ように見えなくもない。
 1/2.5型のスーパーCCDハニカムHRも5型から6型と新しくなって、有効画素数もZ3の512万画素からZ5fdでは630万画素になった。カラーバリエーションもシルバーのほかラズベリーレッドやチョコブラウンの3種類があって、中でもチョコブラウンがいちばんよろしいですね、かっこいい。


 ボディ前面のスライドカバーがメインスイッチの役目をしています。Z1、Z2、Z3と、このスライドカバーが開けにくく不満の一つだったのですが、Z5fdでは“指がかり”を設けて開けやすくなり不満は解消されました。スライドしてメインスイッチがONになると、ピッポポッとかろやかな起動音がして、カバーの「Z5」というロゴがLEDで明るく光ります。これがなかなか印象的なんですよ。若い女の子がZ5の光るロゴを見て「きゃっ、カワイイ」と言っておりました、はい。ちょうど街中はいま、クリスマスの飾り付けできらきらしておりまして、そうした風景となんだかぴったりとしそうな、ま、そんな気もします(少し、軟弱か)。こうしたウマい“小ワザ”はフジはムカシから得意ですねえ。なお、光るZ5文字はシャッターを切ったあとやセルフタイマー作動時にも発光するんです、きゃっ、おしゃれっ。
 Z1からZ3まで頑なに三脚穴を“拒否”してきましたがZ5fdになって(ようやく)その三脚穴も設けられました。じつは三脚穴なしが続いたのが不思議でした。アメリカの市場で売るには三脚穴が必需のはずなのに、よくもいままで“なし”で売っていたよなあ。そうそう、これはまったくどうでもイイことなんですけど、シャッターボタンがマルからシカクになっちゃいました。ぼくは、古い人間ですからシャッターボタンは断然、マルじゃないと許せないのです…ほんと、どーでもいいことですけどね。

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