カシオいわく、「アウトドア専用のカメラ」なんだって

カシオ・EX-FR100

 カシオはこのカメラのことを「アウトドア派のためのカメラである」と強くアピールしている。防塵防滴仕様なので悪条件でも静止画も動画も自在に撮れるから「アウトドアレコーダー」とも言っている。
 うーん、そこまで「アウトドア限定!」と言い切られてしまうと ━━ 実際、カシオのホームページやカタログなどを見ると、海あり川あり山あり空あり、とアウトドアシーンでの活用方法しか出てこない ━━ じゃあアウトドア以外のシーンには不向きなカメラなのかと腰が引けてしまう。

 カシオは、新製品のカメラを紹介するときにユーザーの使用範囲をきつく限定してしまうことがよくある。ムカシからそうした傾向がなくもない。"余計なおせっかいだッ"と思わなくもない。




 でも、カシオのセールス意図を無視して使ってみれば ━━ 使いこなしにはあれこれ難しいところもあるが ━━ アウトドアシーンだけでなく日常的なシーンに使うと、きっと愉しい写真や動画が撮れるような、そんな気もするカメラだ。なんといっても16mm相当の超広角画角で撮れるってのがおもしろい。
 カシオが得意とする高速連写もできるし、FR100のウリの1つであるインターバルモードもあるし、アートショットモードもある。ちなみに上の写真はアートショットモードのライトトーン。

 言うまでもないがFR100は、1年半ほど前に発売されたFR10の大幅な改良機種である。
 フリースタイルの全天候型デジタルカメラで、前FR10の「不満点」をあれこれ積極的に改善、進化させたのがこの新型FR100ともいえる(FR10はしばらくは併売)。
 レンズのあるカメラ部と液晶モニターのある本体(コントローラ部)が脱着式になっていて、モニターを見ながら遠隔撮影ができたり、カメラ部単体での撮影も可能などの基本スタイルは(操作も外観も機構も)まったく同じ。
 しかし、FR10とFR100を比べると"ぜんぜん別もの"と、そう感じさせるほど良くなっている。使いこなしの難しさは相変わらずだけど……。

 前FR10から新FR100になってのおもな進化ポイントは、画角が21mm相当から16mm相当の超広角になったこと、イメージセンサーのサイズは同じ1/2.3型だが画素数を1400万画素から1020万画素のCMOSを使用したり画像処理エンジンを新しくすることで画質(とくに高感度画質)を飛躍的に向上したこと、Bluetooth Smartを使ってスマートフォンなどと連携、静止画や動画を自動的に撮影してそれをひとつの動画ファイルに仕上げるインターバル撮影モードが多彩になったこと(これが愉しい)などなど。