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5軸シンクロ手ぶれ補正

オリンパス・OM-D E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mmF4 IS PRO

 下の写真は、人が歩くとゆらゆら揺れる陸橋の上から、300mmF4 IS(600mm相当)の超望遠レンズを使って、なににも寄りかからずに手持ち撮影したもの。シャッタースピードは「1/15秒」だった。
 これくらいのシャッタースピードなら、たぶん初心の人でも気軽に手持ち撮影できるだろう。オリンパスの300mmF4 ISとはそんなレンズなのだ。




 オリンパスの300mmF4 ISレンズ(実質600mm相当のレンズ)はレンズ内のIS(手ぶれ補正のシステム)と、カメラボディ内のISとを完全同調させ動作することで6段ぶんの手ぶれ補正効果が得られる。
 ここでいう6段ぶんは、いわゆる角度ぶれ補正の効果だけ。オリンパスの多くの現行機種は平行ぶれや回転ぶれに対しても補正できる機能を備えているので、総合的にぶれ補正効果を考えるなら「6段以上」といえるかもしれない。
 これがオリンパスがいうところの「5軸シンクロ手ぶれ補正」である。

 ただし、5軸手ぶれ補正に完全同調するカメラボディは、現在のところE-M1、E-M5 Mk2、PEN-Fの3機種に限定されている。この3機種についてはユーザーが「自分はレンズISだけを使いたい」とか「ボディISだけを使って撮影したい」と要求してもそれはできない。
 300mmF4 ISレンズをその3機種にセットして手ぶれ補正撮影をしようとすれば"強制的"にレンズ/ボディのISが完全同調する5軸シンクロ方式になる。あるいは、どちらのISも同時にOFFできるだけ。
 理由はカンタンだ。ぶれ補正効果は、レンズISだけ使ったところで4段ぶん、ボディISだけなら600mm相当だからとても4段ぶんもない。オリンパスがあれこれ検証を重ねたところ、5軸シンクロ手ぶれ補正の「デメリット」はまったくない、との結果だそうだ。

 この5軸手ぶれ補正の効果は、ほんとすごい。
 ぼくが実際に何度も何度もたくさん撮影してみた結果では、なにも寄りかからずに"素立ち撮影"のとき確率50%で「1/2秒」までぶれない。カメラを構えたカラダを壁や電柱などに寄りかかって撮影すれば「1/2秒」でも確率70%ぐらいで手持ち撮影ができた。

 ウソじゃないの…、そんな大袈裟な…、と思われても仕方ないが ━━ もしそう疑うなら、実際にやってみろっ、と言いたいね ━━ 600mm相当の超望遠レンズを使って三脚もなしで「1/2秒」でも手持ち撮影ができるということは、そうした超望遠レンズを少し使ったことのある人にとってはにわかには信じられないほどのことだろう(じつは確率は30%以下になるが、しっかりと寄りかかりながら慎重にシャッターを切れば「1秒」でもぶらさずに撮影ができた)。

 「1/8秒」ぐらいならぼくは鼻歌レベルで手持ち撮影ができる。だからそれがどーしたっ、と突っ込まれると困るけど……。

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