総画素数2114万だが有効画素数は約800万

リコー・RICOH WG-M2

 WG-M2はいわゆるアクションカメラである。防水防塵仕様で、水中20メートル、耐寒マイナス10度C、耐衝撃2メートル。204度画角の静止画も4K動画も撮影できる。
 こうしたアクションカメラはスマートフォンや携帯電話機に内蔵された"カメラ"では撮影ができないことができる。やや特殊カメラと言えなくもないが、1台持っているだけで映像表現の世界が大きく広がることは間違いない。「2台目のカメラ」あるいは「サブカメラ」として第一候補と言っていいだろう。




 新M2は同じアクションカメラのWG-M1の後継機種となるモデルで、外観も操作スタイルも大変に似てはいる。しかし「中身」はまったく違う。
 センサー画素数も違うし、内蔵レンズの画角もだいぶ違う。新M2の画角は最大で204度もある。旧M1とはぜんぜん別もののカメラだが、なぜか、外観デザインも大きさも操作スタイルも、カメラのカラーリング(メインカラーはオレンジ)も、旧型M1とそっくりにしている。だから、せっかくの新型なのに新鮮味を感じにくい。

 話はちょっと横道に。
 こうしたアクションカメラは、一般的にカメラ店や量販店ではあのGoProなどもそうだがコンパクトデジタルカメラのコーナーには置いてなくて、ビデオカメラコーナーに展示しているところが多い(ヨドバシカメラなどアクションカメラ専用コーナーを儲けているところもあるが)。

 売ったときに得られるお店のマージンがビデオカメラとスチルカメラとでは違うという話を聞いたこともある(ビデオカメラのほうがスチルカメラよりもマージンは多め、だそうだから、お店の都合もあってビデオコーナーに置いているのかもしれない)。あの「価格COM」を見たら、同じようにコンパクトデジタルカメラではなく「アクションカメラ」として分類していた。
 …どうでもイイような横道の話でした。

 WG-M2のイメージセンサーは1/2.3型CMOSで、総画素数は2114万画素。有効画素数は約800万画素である。静止画の画像サイズは3264×2448pixel。
 えっ、ナニそれ? とすぐに疑問を感じたヒトはえらい。

 つまり、こういうことなのだ ━━ ウマく説明するのが難しいが。
 イメージセンサーはカメラに横位置に固定されているから、カメラを横に構えて撮影すると横位置構図になる。カメラを縦位置に構えて撮ると縦位置構図になる。これが一般的なカメラ。
 それはイメージセンサー画面をフルに使って撮影した場合だ。しかし実画像のサイズをイメージセンサー画面内の小さな範囲に限定すれば、カメラを横位置から縦位置に構えたとき実画像を90度回転するだけでカメラを縦位置に構えても横位置構図の画像が得られるというわけだ。
 ただしこうすると「2100万-800万=1300万画素」ということになり、結果的にだけど相当ムダにしてることになるけれど。