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いまの時代だからこそ、フツーのカメラじゃないところがイイ

SIGMA・sd Quattro+50~150mmF2.8 APO DC HSM

 同じことばかり言うなよ、くどいぞ、と言われそうだが、sd Quattroを使いこなして、そこそこの写真を得ようとするには「覚悟」と「根気」はどうしても必要だ。しかし「覚悟と根気」を持たずにsd Quattroを使って、さんざん文句を言ったりsd Quattroに悪態をついたりしている人がいるようなので(伝聞です)、くどく言ったわけですよ。
 フツーのデジタルカメラではないということ(良い意味でも、悪い意味でも)。

 sd Quattroのカメラのスペック表に記されている数値や文言は、他の多くのレンズ交換式カメラのスペック表と、かりに同じ数値や文言であっても「質的」にはかなり違う(ぼくの感覚的な印象)。
 ええいっこの際、遠慮せずにはっきり言うけどsd Quattroの公式スペック表を読んで、その性能を信じてはいけない。あくまで目安と考えておけばいい。そう、希望小売価格みたいなもんだ。




 でもしかし、このsd Quattroを使っていちばん驚いたことは、動くものにピントを合わせながら撮れることだった。ためしに連写モードにして(最高3.5コマ秒ではあるが)、コンティニアスAF(AF-C)で向こうからこちらに走ってくるクルマを撮ってみたら、意外や、そこそこの動体予測フォーカスでピントを追いかけているのだ。

 ナニを言っておるか、そんなことフツーのことではないか、とおっしゃる向きもあるだろうが、シグマのカメラ(レンズ交換式は初代のSD9からすべてをぼくは使っている)としては「画期的な機能アップ」だ。
 とはいえ、まだまだ信用はならんし(確率が低い)、sd Quattroを使って動体予測AFの撮影をするようなシーンもないし(リスキーだ)、また、その気持ちもになることもない。
 でも、シグマのカメラとしては目の覚めるような大進歩だと思う(将来に期待)。

 もうひとつの驚きは、撮影したJPEGファイルが(ほぼ)そのまま使えるようになったこと。いままではRAWで撮っておき、専用ソフトでこつこつと処理をして「写真画像」に仕上げなければならなかったのが、sd Quattroではその必要が極端に少なくなった(これには、いろんなご意見もありましょうが…)。
 オートホワイトバランスの安定性が大幅に向上したこともびっくりしたこと(いままでは、気まぐれ女の気持ちと秋の空、だったのだ)。

 ISO感度のノイズについては、考え方、見方を少し変えた方がいい。ことノイズについてちょっとISO感度をアップしただけで大変に目立ってくる。ヘタをすると標準感度でも目立つこともある。だからノイズを目のカタキにしている人には、sd Quattroはぜったいにおすすめしない。
 でも、ノイズをフィルムの粒子と同じように考えるような気持ちに余裕のある人には、sd Quattroのはそれほど気にはならないか、逆に好ましい(やや強引だけど)と感じるかもしれない。ノイズの「ツブ」が揃っていてシャープな粗粒子感がある。


 いや、いけない、いけない。sd Quattroについて、あれやこれや話をしだすといくらでも続く。今回はこれくらいにするとして、ところで、今年中に発売されるかもしれないAPS-HサイズのFoveonセンサーを使った「sd Quattro H」だけど、もし、少しでも高画質を求めるなら迷わず「H」を選んだほうがいいと思う。
 「H」の唯一の注意点は、交換レンズは35mm判フルサイズ用の、シグマでいうところの「DGレンズ」を使うことだ。このsd QuattroはAPS-CサイズFoveonセンサーなのでDC/DGレンズが使えたが、「H」ではDCレンズが使えなくなる(たぶん、ほとんどのDCレンズは)。

 価格がどれくらいになるかも気になるところではありますが、いま、ぼくは「H」のほうをとっても愉しみにしていますよ。

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