コンパクトデジタルカメラが不人気だけど

カシオ・EX-ZR4000

 東京都内で、たとえば六本木や代官山、青山あたりの街をカメラを持って歩く若い人たち(とくに女性)が、最近多くなったような気がする。
 ぼくの気のせいかもしれないが、そうした人たちが持っているカメラは、黒くて大きな一眼レフカメラばかりなのだ。意外なことに、ミラーレスカメラをあまり見かけなくなった(まったく見ないというわけではないが)。若い女性がなぜミラーレスカメラでなく一眼レフカメラなのか、そのへんの事情がよくわからない。

 いっぽう、コンパクトカメラはといえば、これがさっぱり見かけない(皆無と言ってもいい)。夕べも、恵比寿ガーデンプレイスで始まったクリスマス・イルミネーションを見てきたら、ほとんどの人たちがスマートフォン、ときどき一眼レフカメラ、という風景でありました。




 このようなコンパクトカメラ不人気は日本国内だけの現象かもしれないが、しかし、そうした厳しい状況であっても、地道に真面目にひたすらコンパクトカメラ「だけ」を作り続けているカメラメーカーがカシオである。
 カシオは、いまでも(といっちゃ失礼だけど)ざっと20機種近くのコンパクトデジタルカメラを作り、販売している。海外でのみ販売している自撮りカメラのTRシリーズや、アウトドアカメラのFRシリーズなど独特のスタイリングのカメラは別にして、ほとんどがオーソドックスなスタイルのコンパクトカメラである。

 ここで紹介するZR4000は、そのスタイルもデザインも"コンサバ"と言ってもいいほどのオーソドックスなスタイルのコンパクトカメラである。カメラの外観を遠くからひと目見ただけでも、「あっ、カシオのカメラだ」とわかるほど。もうちょっとナンとかすればイイのに……、と思わないでもない。
 でも、そうした"古典的"スタイルのカメラではあるけれど、カシオらしい機能や機構をキチンと盛り込んでいる。

 ZR4000の特長は大きく3つほどある。
 超広角19mm相当から中望遠95mm相当の画角までをカバーする5倍ズームレンズを内蔵していること。その19mm広角画角を生かした「ワイドビューフォト」の撮影モードを加えたこと。そして3つめだが、こちらはZR4000以前の機種に採用されている撮影機能ではあるが、デキが大変に素晴らしい超解像の「プレミアムズーム」機能を搭載していること。
 プレミアムズーム機能の詳細については、少し前にここのブログでZR3000について述べたので、そちらを参考にしてほしい。

 19~95mm相当の5倍ズームレンズと、ワイドビューフォトについては、次回にでも(決してもったいぶってるワケではないです、1回のハナシを短くしたいだけです、はい)。