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ニッチなニッチなカメラだからこそ、そこに価値があるのかも

シグマ・sd Quattro H+30mmF1.4 EX DC HSM

 以下、昨日のブログのつづき。

 sd Quattroの「H」も「C」も、同じシグマSAマウントである。SAマウントの交換レンズには、35mm判用の「DGレンズ」とAPS-Cサイズ用の「DCレンズ」がたくさんラインナップされている。ところがAPS-Hサイズ用の交換レンズというのは1本もない。
 たぶん、シグマはこれからも「APS-Hサイズ用レンズ」なんてゼッタイに作ることはないだろう。にもかかわずAPS-Hサイズのセンサー・・・。

 sd Quattro「H」でAPS-Hのイメージセンサーサイズを充分に生かして、かつ満足できる描写の写真を得ようとするなら、35mm判用のDGレンズを使う必要がある(シグマはそれを強く推奨している)。かつ、新しいプロダクトラインのレンズがおすすめ。




 APS-Cサイズ用のDCレンズでは画面周辺部の描写性能が悪くなったり周辺光量不足を招いたりすることがあるし、旧型のレンズではせっかくのsd Quattroの高解像力を引き出せなかったりAFでピントが合わなかったりする。
 とは言うものの、じつは、なんとかぎりぎり使えそうな新型DCレンズや旧型DGレンズはなくもない。上の写真はDCレンズで撮影したものだが、APS-Hサイズ判のままでAPS-Cサイズ判にクロップしてない。APS-Hでもとくべつ不満もなくそのまま使えそう。

 むろんsd Quattro「H」でいろんなDCレンズを使うことはできるが、ただし、そのときはAPS-Cサイズにクロップしなければならない。そうなると解像力も画角も、sd Quattro「C」とまったく同じになってしまう。sd Quattro「H」を使う意味がなくなる。利点もない。

 sd Quattro「C」に対して「H」の最大の優位点は、APS-CサイズにクロップせずAPS-Hサイズのまま使いこなすことにある。
 そのためには、35mm判用のDGレンズが必要だし、そうすると、せっかくの大きなイメージサークルを持っているのにそれを敢えて捨てて使うというモッタイナイことをしなければならない。

 その点、sd Quattro「C」だと、DCレンズだけでコトがすんでしまうので余計なことは考えなくてもよい。
 うーむ、こうなるとsd Quattroの「H」は「C」に比べると、使いこなすには少し"悩ましいカメラ"ということになりますね。

 シグマのカメラはどれもこれも使いこなしがいささか難しいのだが、このsd Quattro Hはそれに加えて、どんなシーンを撮影するのに適したカメラであるのか、どんなふうに「H」の利点を引き出せばいいのか、そのへんがとてもわかりにくい。
 sd Quattro Hは、ユーザーをぎりぎりに絞り込んだニッチなニッチなカメラという気がしないでもない ━━ もともとシグマのカメラってニッチなところの、さらにピンポイントで狙っていて、ソコがイイのだ、という熱い人もいる ━━ 。

 というわけで、山木さん、sd Quattro Hのほんとうの魅力ってどんなところなんでしょうね?

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