今年のカメラグランプリ、かな


オリンパス・OM-D E-M1 Mark2+M.ZUIKO DIGITAL ED12~100mmF4.0 IS PRO



 OM-D E-M1 Mark2については、ここのブログでお話しをしたことがない(たぶん)。しばらく停滞し更新をしなかったこのブログの再開にあたって、いまいちばん注目すべき機種のひとつであるE-M1 Mark2をとりあげてみることにした。

 このE-M1 Mark2は、おそらく今年の「カメラグランプリ」ではないでしょうか(いまぼくはその選考委員ではないけど)。
 いま賞をあげれば、オリンパスがもっとも喜ぶことがわかってるので(賞にあたいするのはむろんそれだけじゃないけど)ぼくとしてもぜひグランプリに推したい。
 オリンパスの人たちの喜ぶ顔も見たい(数年前にあれだけツラいめにあったんだよ)。

 じつは富士フイルムのGFX 50Sを見た時、そのデキのあまりの良さに感服してぼくは「これはカメラグランプリかな」と思ったぐらい。でも、実際にそれをまだ十分に使い込んでないので、なのにグランプリだと決めるのは無責任ですよね。E-M1 Mark2は数ヶ月以上にわたって使ってるし、他の候補カメラも含めてある程度は使ってわかってるつもり。

 というわけで、ぼく個人としては、今年度のカメラグランプリは「OM-D E-M1 Mark2」ということにしたいですね。

 よくがんばったカメラだなあ、というのが正直な印象。
 やや肩にチカラが入りすぎて前のめりにつんのめっている感じもしないでもないが、とにかく「出し惜しみ」がいっさい見あたらないカメラで、オリンパスがいまできることをすべて投入してるかのようだ。
 この技術はいまは置いておいて次の機種に…、といったスケベごころがない。一部の撮影機能には、未完成でもいいから入れてしまえっ、という感じがしないでもないモノがあるけど、いいじゃないですかそれくらいの気概があっても。

 撮影機能は文字通り「てんこ盛り」のカメラ。
 その機能の、どれもがつんつんに「とんがって」いる。ぼくもいまだに使いこなせない機能がいっぱいあってメニュー画面をスクロールするだけで偏頭痛してくるくらい。
 E-M1 Mark2を楽しく使いこなそうとするなら、せっかく搭載されてるんだからあれもこれも使わなきゃ損、などと考えないことだ。
 じっくりゆっくりと、わかってる機能、使いこなせる機能だけを活用して愉しんでいくカメラのようだ。

 E-M1 Mark2は、カメラ初心の人たちから、こてこてベテランのカメラ愛好家、特定の被写体やシーンだけを撮影するスペシャリスト写真家まで、めちゃ幅広いユーザーをターゲットにしているカメラか。いまどきそんな「無謀な」カメラは他にあまり類を見ない。
 老若男女森羅万象型カメラ、とでも言えるでしょうか。