手ブレ補正ONとOFF

ペンタックス・K10D + FA 50mmF1.4
 先日のK10Dのファームウエアのアップデートですが、2?3のバグフィックスのほかに7項目ほどの“機能追加”がありました。その内容については、K10Dユーザー以外の人や、K10Dを標準設定のまま使っていてなーんにも不満を感じていない人にとっては「どーでもいい」ことです。しかし、K10Dユーザーには「タイヘンにいい」ことでありました。とくにK10Dヘビーユーザーにとっては嬉しい「改善」ばかりでした。その中のいくつかは、ぼくでさえ使いはじめてすぐに不満に感じていたことなんです。製品として発売する前にどうしてこんな初歩的なことに気づかなかったんだろうかしっかりしろよペンタックスっ、と文句の一つも言いたくなりましたけれど。
 こうなると、K100Dのほうもいくつか“ついでに”機能追加や変更改善をやって欲しいところもあるのですが、なんとかならんですか。まさかK100Dユーザーのことを見放してしまったちゅうわけではないでしょうね、おーいっペンタックス。


 K10DもK100DもCCDユニットそのものを電磁石のチカラで高速シフトさせて手ブレ補正をする機構を内蔵してます。決して軽いとは言えないCCDユニットを磁力で“宙ぶらりん状態”にして、角速度センサーから得たブレ情報に反応して上下左右方向に超高速瞬時に微動し方向を変えそして瞬間停止を繰り返しているわけです。「ソンなことをやっとたらバッテリーの容量がいくらあっても、すぐになくなっちゃうじゃないか」と心配する人もいる。「だから必要と思ったとき以外は手ブレ補正の機能をOFFにしてます」といったケチな人もいるようです。
 でも、そんなシミッタレたことする必要はありません。ON/OFFでバッテリー消費はほとんどかわりません。K10D/K100Dの手ブレ補正シークエンスを簡単に説明しますと、まず手ブレ補正機能のON/OFFにかかわらずつねにCCDユニットは“床”にじっと“座って”ます。シャッターボタンを押しこんでミラーアップすると同時に、床に座っていたCCDユニットはすっと立ち上がって所定の位置にぴたりと停止します。宙ぶらりん状態です。ブレ補正ON/OFFでもこの動作は同じです。そしてシャッター幕が走行する直前、つまり露光する直前ですね。ここでブレ補正ONのときに、角速度センサーからの情報によりCCDユニットが動き始める。その動作状態のままシャッター幕が走行して露光される。ブレ補正OFFのときはCCDユニットは宙ぶらりん状態のまま所定位置にじっとしています。で、露光を終えれば、つまりシャッターの後幕が走り終わったら、またふたたびCCDユニットは床に座り直します。ですから、必要なとき以外はばたばたしませんのでエネルギーも使いません。
 ところで、CCDユニットが床に座り直すときは、最近のガサツな若い人とは違って上品に静かに、ソフトランディングするように座り直すそうです。なかなかエラいじゃないですかペンタックス。

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