まだまだ品薄が続く、か

ニコン・D80 + DX VR 18?200mmF3.5?5.6
 この18?200mmはDXタイプのレンズですからデジタル一眼専用です。VRでありますから光学式の手ブレ補正機構を内蔵しています。35mm判換算で約27?300mm相当の画角をカバーします。高倍率ズームレンズで手ブレ補正内蔵で、描写性能もこのクラスのズームとしては相当によろしい、で、約10万円。当初、ニコン自身が「いくら高倍率、VR付き、描写性能良し、といえども10万円近くもするレンズがそうそう売れるわけはないだろう…」と高を括っていたところがあったようで、でないともう少しマシな生産計画を立てていたでしょうに。
 発売から一年以上たった今でも、まだ所によっては「2ヶ月待ち」というところもあるほどの品薄状態ナンだそうです。昨年、ぼくがニコンのD200やD80の体験セミナーっちゅうもんをやっていたときにも、参加者の何人もから「今すぐにでも欲しいのだけどどうにかなりませんか」と相談もされた。でも、ぼくごときではどうにもならんことで ―― D200もD80も誉めちぎってたわけではなかったのにぼくのことをニコン社員と思っていた人もいたようですが ―― お役に立つこともできず申し訳なかった。そのセミナーで、D200やD80をもし購入するのならVR18?200mmと組み合わせるのがベストですよ、と喉のココまで出かかっていたのをぐっと飲み込んでしまったこともありました。


 先日、とある中古カメラ屋さんで聞いたびっくり驚いた話。「VR18?200mmは“新品”よりも“中古”のほうが高い」んですって。現行商品でですよ、新品よりも使い古しの中古の価格のほうが高い、なんてどこにソンなあほな話がありまっか。
 VR18?200mmの新品の実販価格は、だいたい8万円ちょい、ぐらい。実際、どこのお店も「お取り寄せ」または「予約受付中」になってますね。注文してから約1?2ヶ月は待たなければならないといいます。でも、とにかくすぐに欲しいっ、て人もいる。たくさんいる。そこで中古なんです。需要と供給。だから中古価格が高騰してるわけです ―― 新品レンズを定価よりも“高く”売るわけにはいかんですが中古レンズならそのオキテが適応しない。で、その中古価格はいくらかといいますと、程度上で「9万2千?9万3千円」ぐらいということでありますから新品より約1万円ほど高い。それでも、飛ぶように売れてしまうそうです、うそのようなほんとの話。
 で、べつにニコンを弁護するわけじゃないですけど、価格を維持するためにニコンは「生産調整」なんかしてませんよ。疑ってる人がいるようですけれど。ニコンはそんなことができるほど器用な会社じゃないです。不器用だからやろうにもできませんよ。そもそもレンズというもんは「売れてる」からといって生産量をすぐに2倍にしたり3倍にしたりできるようなもんではないんですよ。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL