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K-1 Mark IIのアクセラレーターユニットの謎

リコー・PENTAX K-1 Mark II + HD PENTAX-D FA 28~105mmF3.5~5.6ED DC WR

 この「Photo of the Day」は、前回が2月中旬だったから約一ヶ月半ぶり、といいますか、約一ヶ月半も「ほったらかし状態」だった(反省・・・)。

 というわけで、ぽつりぽつりと再開することにして、まず本日はペンタックスのK-1 Mark IIの話から。
 新しく搭載されたアクセラレーターユニットのことや改良された高ISO感度の画質のこと、手持ちリアルレゾリューションのこと、そしてK-1アップグレードサービスのことなどを何回かに分けてつづけていくつもり。




 K-1 Mark IIは今月、4月20日から国内での発売が始まるが、アメリカやヨーロッパでは3月下旬あたりからさっさと発売を開始している(理由は不明)。

 いうまでもないがK-1 Mark IIは現行のK-1に代わる後継機種というかマイナーチェンジ機種だがボディ外観も(サイズも重さも)操作類も変化なし。ただ1つ、ボディ正面から見て右端のカメラ名印字が「K-1」から「K-1 II」になったこと(だけ)が相違点と言えるか。
 しかし「中身」は進化されている。リコーが公表している「K-1 ⇒ K-1 Mark IIの進化ポイント」のおもなものは以下の通り。

 (1) アクセラレーターユニットを新しく搭載
 (2) 高ISO感度の画質を向上させ、最高感度をISO819200にアップ
 (2) 手持ちでリアルレゾリューション撮影のモードを追加
 (3) AF-C連続動体撮影やAF-Sの測距スピードなどを改善
 (4) アウトドアモニターの表示を改良して暗所での視認性を向上

 アクセラレーターユニット(LSI)の「実力や働き」についてはリコーは詳しい説明を避けている。謎が多い。
 詳細は不明だが、とりあえず今のところは画像処理にかかわる演算処理を助ける(高速化する)ため働きをしている、ようだが、将来はアクセラレーターユニットを使って「他のこと」もできる可能性だってある。不思議いっぱいのアクセラレータユニット。

 このアクセラレーターユニットを搭載したことで、膨大な演算を高速処理しなけれならいノイズ低減処理に大いに役立っているのは確かだ。それにより従来型K-1よりも、とくに高ISO感度での画質を向上させ、結果的に最高ISO感度を2EVぶん(ISO204800からISO819200に)アップしている。
 確かに、高ISO感度域での画質(ノイズ、解像感、色調など)は従来型K-1よりも明らかに良くなっている。ベータ版の機種を使っての平均的な印象だが従来型K-1よりも「約1.5EV」ほどの差がある。

 アクセラレーターユニットはすでにK-70やKPに搭載されていて高感度時の画質を向上させている。とくにKPではすでにK-1 Mark IIの最高ISO感度と同じISO819000が設定できる。
 K-1 Mark IIに新しく搭載されたアクセラレーターユニット「そのもの」は、K-70やKPに使用しているものと同じもののようだ ━━ ただし処理演算アルゴリズムは機種が新しくなるほど改善され進化しているはずだから今のところK-1 Mark IIの画質がいちばん良いといってもいいだろう。

 ところで、KPとK-1の発表時期は数ヶ月の違いしかなかった。ならば、なぜ当初からK-1にアクセラレータユニットを搭載しておかなかったのだろうか、と考えるのも至極当然。
 じつは開発段階ではK-1にアクセラレーターユニットを組み込むことを前提にしていたようだ。
 リコー側の言い訳としては「発売予定時期にどうしても間に合わない。搭載することは不可能ではなかったが、そうすると発売時期が数ヶ月以上遅れてしまう。でなくてもPENTAXのフルサイズ判をお客さんに長く待ってもらっているのに、それはできなかった・・・」ということらしい。



 従来型K-1のメイン基板と新K-1 Mark IIのメイン基板を見比べてみると(赤丸で囲ったものがアクセラレーターユニット)、従来型のそれにはアクセラレーターユニットを組み込むための「ムダ」な(と、見える)スペースが広く占めていることがよくわかる。

 K-1 Mark IIは「念願」のアクセラレーターユニットを搭載したことでようやく当初の理想型K-1に仕上がったと考えられなくもない。


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