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手持ちリアルレゾリューション ━━ その1


リコー・PENTAX K-1 Mark II + HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW



 PENTAX K-1 Mark IIの「2大特長」のひとつは前回紹介した高ISO感度での画質向上で、もうひとつがバージョンアップした「リアルレゾリューションシステム II」である。
 K-1とK-1 Mark IIのリアルレゾリューションは、複数枚(4枚)の連続撮影をしたあとカメラ内で合成処理することで超解像な画像を得るというもの。

 現行K-1のリアルレゾリューションの撮影では三脚使用が前提(カメラぶれ厳禁)だったが、K-1 Mark IIのリアルレゾリューションシステム IIになって、多少のカメラぶれ(手ぶれ)を許容して手持ち撮影も可能にした「手ぶれ補正モード」を新しく追加した。

 手ぶれ補正モード、とはヘンな名称だが(理由は後述)、一般には「手持ちリアルレゾリューション(略して、手持ちリアレゾ)」とよんだほうがわかりやすい。


 K-1 Mark IIの「リアルレゾリューションシステム II」 ━━ ええいっ面倒だ、以下、「リアレゾシステム」、「リアレゾシステム II」と略す ━━ は以下の通り3モードある。

 ① 三脚リアレゾ(手ぶれ補正OFF)+動体ぶれ補正ON
 ② 三脚リアレゾ(手ぶれ補正OFF)+動体ぶれ補正OFF
 ③ 手持ちリアレゾ(手ぶれ補正ON)+(動体ぶれ補正ON)

 つまり、①と②が現行K-1のリアレゾシステム、①+②+③がリアレゾシステム IIということになるわけだ。




 上のメニュー画面が現行K-1のもの、下の画面がK-1 Mark IIのメニュー画面で、そのいちばん上が①動体ぶれ補正ONリアレゾ、次が②動画ぶれ補正OFFリアレゾ、その下の赤丸印が③手持ちリアレゾ(最下段はリアレゾモードOFFの通常撮影に戻るモード)。

 このリアレゾ撮影では露光中に被写体がぶれると、そのぶれた部分が異常ノイズとして描写されてしまう。その異常ノイズの発生を防ぐのが②動体ぶれ補正ONモード。
 被写体がたとえば木々が風にそよぐとか人やクルマが動くシーンを撮影するときは、ぶれた部分をウマく処理してノイズを除去する機能を備えた①動体ぶれ補正ONを選ぶといい。被写体がまったくぶれないシーンでは、②動体ぶれ補正OFFを選んで撮影するほうが「より」高解像な画像が得られる。

 なお、①も②も手ぶれ補正(SR)は強制的にOFFになる。
 ①と②は電子シャッターによる撮影であるが、③手持ちリアレゾは通常のメカシャッターになる。
 その③手持ちリアレゾであるが、こちらは動体ぶれ補正は常時ON、手ぶれ補正も常時ONである(どちらもOFFにはできない)。

 ③手持ちリアレゾは、①と②のリアレゾとは画像処理の方法がまったく異なる。このへんの説明はややこしいし(知ったところであまり役にはたたない)、リコーも手持ちリアレゾについては処理の内容を非公開にしているので以下省略する。

 ただ、ひとつだけ知っておいてほしいことは、①と②は色モアレや偽色はほとんど発生しないが、③ではシーンによっては目立つこともある、ということぐらいだろう。
 なお仕上がり画像の解像感は、①動体ぶれ補正ONよりも②動体ぶれ補正OFFのほうが良い。③手ぶれリアレゾは②動体ぶれ補正ONよりも、解像感は少しだけ劣る。
 解像感の良さから順番に、僅差だけど「②>①>③」といったところか。

 次回は、手持ちリアレゾで撮ってみた印象や、撮影時の注意点などを。


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