やったねっカシオ

カシオ・EXILIM EX-V7
 注目のコンパクトカメラです。大変に魅力的な機能や機構を備えたカメラでありますが、不満点がなくもない。ボディが、このテのカメラにしては少し重く感じる。持ち重りがする、とでも言えばいいか。もうちょっと軽くはならんかったのだろうか。ホールディングがしづらいことも不満点のひとつ。ボディ外装のマテリアルのせいだろうかつるつる滑りやすい。グリップしたときの指がかりがないいもんだから、どうしても不安定になる。こうしたコンパクトカメラは“片手”でも楽ちんにホールドできるようなデザインであることが理想です ―― もちろん片手でカメラを構えることはよろしくありません、どんな小型軽量なカメラでもシャッターを切るときは“両手”です、これ常識 ―― だから、ハナっから「カメラは両手で持つもんだ」と、説教じみたデザインをしたカメラというのはいけませんね。
 でも、不満点といえばそれくらいのもので、ぼくとしては、ま、イイか、と思わせるほどこのカメラには魅力を感じましたね。屈曲型ズームレンズで7倍ですよ、38?266mm相当。そしてCCDシフト方式の手ブレ補正機能を搭載。


 屈曲型ズームレンズを搭載した機種は各社からあれやこれや出ておりますが、いずれも3倍ズームばかりです。だからぼくはずーっとこれが不満で、せめてズーム比4倍あるいは5倍の屈曲型が欲しいなあ、と思っておったのですが、いっきに7倍が発表されてこれには驚きました。
 屈曲型ズームレンズは、ズーム本体部はカメラボディの中に収納されています。カメラ前面から入ってきた光をプリズムまたは鏡で直角に曲げてレンズ本体の光学系に導かれ撮像素子にたどり着く。ボディ内に収まったままズーミングしますので、撮影するときもそうでないときもそのまんま。レンズがボディから飛び出すことはない。屈曲型ズームを使えば、フラットで薄型デザインのカメラがカンタンに作ることができます。通常の沈胴式ズームレンズに比べると屈曲型ズームのメリットはあれこれいっぱいあります。ただし作るのが難しい。だから各社からあれこれ屈曲型ズーム内蔵のカメラが発売されておりますが、レンズそのものの“でどころ”は、ひとつふたつ…、ぐらいしかない。このへんの話は、いろいろあって詳細を語れない。
 そしてもう一つ、難しいことがあって、それは屈曲型ズームと機械式手ブレ補正を組み合わせることです。CCDを動かすにしろレンズ光学系を動かすにしろスペースが限られているんです。構造上、きわめて場所が狭い。だからソニーが初めて、屈曲型ズームにレンズシフト式の手ブレ補正機構を組み込んだカメラを出したときには、うーんっ凄い、と唸りました。で、このカシオのV7ですが、こちらはCCDシフト式の手ブレ補正機構を内蔵させています。そのうえズーム比が7倍です。凄い凄い、すばらしいじゃないですか。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-V7 のレビュー・記事リンク集:製品レビュー追加

カシオの EX-V7 の製品レビューや記事などをとりまとめています。