コンパクトデジタルカメラの画質とは

ニコン・COOLPIX P5000+ ワイコン(WC-E67)
 ワイコン(WC-E67)をセットすると約24mm相当の画角で撮影することができる。で、少しぐらいならズーミングして望遠側にして撮影することも可能だ(ただし、あまり望遠側にすると描写が悪くなる、ほどほどでとどめておくのがよろしい)。だから24mmからの“超広角ズーム”としても使えなくもない。そして、このワイコンをセットしたときだけ、樽型のディストーションをカメラ内で自動補正する「歪み補正」をONにすることができる(OFFにすることもできるのだがわざわざOFFにして撮影するメリットなどない)。もともと、P5000に内蔵の36?126mm相当のズームは広角側で歪みが目立つのだがワイコンをセットするとその歪みがさらに“強調”されてガマンならなくなる。そこで常時、歪み補正はONにしたままで撮影をする。じつにキレイに歪みを補正してくれて感心なのだが、じゃあワイコンを取り付けない状態、つまり素のままで撮影したときのディストーションもまた「歪み補正」でキレイに補正してくれるかといえばそうではないのだ。このへんがニコンの不思議なところで、ワイコンなしでも歪み補正の機能が選べるようにしてくれればいいのにねえ…。
 ま、ニコンのことだから、きっと難しい理屈を持ち出して「ですから歪み補正の機能を入れなかったんです」なんていうんだろうなあ。


 いまPIEのニコンブースで、このP5000とD40xで撮影した画像を1.5×1.0メートルの巨大なプリントに仕上げて皆んなに見てもらっていると言いましたけど、その大きなプリントを見た人たちの反応がこれまたじつにおもしろい。一様に皆さん驚きます。とうぜん、P5000で撮影をしたほうのプリントにです。そりゃあそうでしょう、1000万画素といえどもP5000は“たかがコンパクトカメラ”です。せいぜい大きくしてもA3サイズぐらいのプリントまでぐらいのことを考えていれば、その数倍もの巨大なプリントを見れば、そしてきちんと写っていれば誰もがびっくり仰天します。そのプリントはといえば、れっきとしたデジタル一眼で撮影したプリントにまったく遜色なく、いやむしろ解像感についてはP5000のほうが優れている部分もありますから、じじつ、ニコンのP5000の開発者さえ驚いていたというほどのものです。
 というと、D40xの、というよりもデジタル一眼はコンパクトデジタルカメラと“同等”の実力しかないのかと、慌てもんは思うでしょうけれど、いや違います。やはり(じっくりと見比べれば)色の厚み、奥行き感、立体感、雰囲気描写力などが、さすがデジタル一眼です。このへんの、写真画像としていちばん大事な描写力でまだもう少しコンパクトデジタルカメラにはがんばってもらわねばなりません。

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