GR DIGITAL Z1?

リコー・Caplio GX100
 GR DIGITALのズーム版ではないかと思うほどのカメラであります。GR DIGITALに負けずとも劣らぬ“デキ”のよい、そして“魅力”いっぱい、“夢”も感じさせるカメラだ。これならGR DIGITALといっしょに使っていても、ナンの違和感もありませんから、GR DIGITALユーザーにはじつに“悩ましい”カメラとなるでしょう。とはいっても、正直を言いますと、このGX100を受けとってしまってからすっかりそのトリコになってしまい、GR DIGITALの出番がトンとなくなってしまいましたけれど。
 当初、ぼくは24mm単焦点レンズ内蔵カメラを使ってるんではないかと思うほど、撮影中にズーミングをせず広角端の24mmばかりで撮影をしていた。それがまた新鮮でおもしろいのだ。GR DIGITALの28mmレンズに比べると、GX100の24mm側はディストーションがちょっとあってソレが少し気になりましたが ―― リコーはなぜこのGX100にデジタル処理する歪曲補正機能を入れてくれなかったのか、キャプリオのシリーズだからそれほどこだわらなくてもよかったのにねえ ―― でも、そのディストーションも24mmという超広角のことを考えれば少ないほうだし、ちょっと“撮り方”を工夫してやればそれほど目立たなく写すこともできなくもない。


 デタッチャブル式でチルトアップが可能な液晶ファインダーがとにかく気に入りました。こういったファインダーが欲しかったのですよ。煙突のようにボディ上部に飛び出しているからバッグやポケットからカメラを出し入れするときにそのファインダー部にひっかかってしまうこともありましたが、でも邪魔だと思えば外してしまえばいいし、そうすればほとんどGR DIGITALと変わらぬほどのでっぱりのないフラットでコンパクトなカメラとして使える。
 とはいえ、ぼくはそれほど邪魔とは感じずに、もっぱら液晶ファインダーを付けっぱなしにして撮影を愉しんでいます。たとえばチルトアップにして、まるで二眼レフカメラのような感覚で撮影することもできるし(そうそう、このカメラにはスクエアのアスペクト比で撮影できるモードを備えているので、液晶ファインダーをチルトアップさせてウエストレベルで写すときによろしいのだ)、通常のアイレベルファインダーとして使えばGX100をまるで一眼カメラのような感じで使うこともできる(いうまでもなく視野率は100%であります)。そのほかにも、覗き方次第でさまざまなアングルで撮影できる方法もあって(二眼レフカメラを使い込んでいた人はすぐにわかるはず)それはそれは愉しいカメラですよ。GX100を受けとってからというもの、写真を撮るのが毎日、愉しくてしょうがない。
 液晶ファインダーの見え具合はこのテのファインダーにしては相当にいいほうですし、動きの速い被写体にもそこそこ追随してくれます。視度補正機構も内蔵してますから、そのへんのことにウルさい人にも満足できるファインダーでありましょう。

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