1:1のスクエアサイズ

リコー・Caplio GX100
 1:1のスクエアーモードを選んで撮影をするとその画像サイズは2736×2736pixelで記録される。約750万画素の画像になります。もともとの1000万画素の4:3標準モードが3648×2736pixelであるから、撮像素子の左右を“ただ単純にカット”しただけ。なーんだ、じゃあ4:3のノーマルで撮影をしておいて、あとでPCを使って正方形にトリミングすればエエじゃないか、とお思いの向きもあろうかと。じじつ、そうです、その通りですが、しかし違います。違うんです、ここがポイント。
 まず気分が違います。撮影するときの心構え、とでも言いましょうか、いや、このことは撮影することの根源的なモンダイでもあるのですが、いま現在の被写体を見ながら、どこからどこまでの範囲をどんなふうに写すかを工夫することがフレーミングであり、そうすることが、とりもなおさず「撮影する」ことであるわけです。すなわちその場でフレーミングすることで、はじめて撮影する人と被写体とのリアルタイムの関係性が生まれてくる。その時その場でフレーミングすることと、のちほど冷静に二次元的平面的画像を見てトリミングすることとは、ちょいと違うんではないでありましょうか(むろん、そうした写真表現もあり、なんですけど)。


 ま、理屈っぽい話はともかくとして、スクエア写真のおもしろさのひとつは縦位置横位置の構図概念がないことです。カメラをどんなふうに構えて撮ってもよろしいのだ。そして、これは実際にスクエアのフレーミングで撮影をやってみればわかることなのだが、縦長横長アスペクト比で写すときよりもずっと構図にこだわるんですよね。構図にこだわるということは被写体を見つめるということで、すなわち被写体をどれだけしっかりと見つめられるかによって写真のできあがりが違ってくるということにもつながります。だから写真が少し良くなる可能性もあります。
 ぼくは1:1のスクエアモードをマイセッティングのひとつに登録しておき、ワンタッチで4:3モードから切り替えられるようにしています。そして、たとえば液晶ファインダーをチルトアップしてこんなふうに構えて撮影したりしていまして ―― ヘンなおじさんがムツかしい顔してカメラを構えてますけど ―― この撮影スタイルは、カメラは被写体に向いているのですが撮影するぼくは横向きですから、相手に気づかれないで少し隠し撮り的に写すこともできますよね。

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GX100の正方形モード

GX100には、正方形(2736×2736)で撮影できるモードがあります。