北海道大学の春

ペンタックス・Optio A30
 1/1.8型CCDで約1000万画素、38?114mm相当の3倍ズームレンズ、CCDシフト方式の手ブレ補正機構、2.5インチ型液晶モニター、5点AF、……。これっ、といった注目すべき特徴のない、いまとなっては“ごくありふれた”スペックのコンパクトデジタルカメラであります。そうそう、最高ISO感度はISO1600まで設定ができて、一部の撮影モードに限定されるけどISO3200まで自動アップする。しかし約500万画素相当の画像サイズになる。画質なども ―― オートホワイトバランスに少しクセがあるが ―― “ごく平凡”であります。もちろんこのクラスのカメラとしてはそこそこの描写力もあってナンの不満もない。総合的に眺めればよくバランスのとれた良いカメラだといえなくもないが、しかし、なんだろうかなあ、もう一つ魅力に乏しいのだ。


 ボディカラーにしたってそうだ。国内はシルバーのみの販売で、このシルバーボディが没個性的で魅力欠落的なのだ。海外モデルにはブラックボディが用意されていて、それを先日見せてもらったのだけど、文句なしにブラックモデルのほうがよろしい。カメラとしての内容が凡庸でも、そんなのかまわん、と思わせるほどシャープでシャレた印象なのだ。なぜ国内でブラックを売らないんだろうかなあ…。
 ペンタックスのコンパクトカメラに期待することは、内蔵レンズにもっともっとこだわってほしいこと。スライディングレンズ機構を初めて取り入れて薄型レンズ薄型ボディに仕上げて注目されてからいったい何年たつんだろうか。その当時のままの3倍ズームばかりで、それからいっこうに抜け出さない。同じようなスライディングレンズ機構を使って他社からはもっと個性的なレンズが出ているというのに(そのほとんどはペンタックスの技術協力を受けているはずだ)かんじんの本家本元は旧態依然努力も工夫もなし、てのはイカンですねえ。

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PENTAX Optio A30 のレビュー・記事リンク集:製品レビュー追加

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