オリンパス・μ780
 オリンパスのコンパクトカメラには「μ」、「SP」、「FE」の三つのシリーズがある。それぞれに、たとえばμシリーズでは780とか760、750、730、810、710、…。SPシリーズでは350や320、500や510、550、…、があって、さらにFEシリーズには200、230、240、…、と、まあ、こんな具合になっておりまして、その機種名を聞いただけではちんぷんかんぷんなのだ。ま、μシリーズでいえば「700」は700万画素の機種、「800」番台は800万画素といったようにナンとかソコまではわかるのだけど、しかしFEのシリーズの機種名になるとそうした約束ごとの埒外となる。
 さらに輪をかけてこれまたイケないことに、それぞれのスタイリング(カメラ外観デザイン)などがソックリなもんで、どれがどれやらますます混乱してしまう。混乱してしまうのはそのメニューの操作性もそうだ。同じオリンパスのカメラなのにコンパクトデジタルカメラとデジタル一眼(Eシリーズ)を一緒に使おうとすると、メニューの選択方法の大逆転やプラス、マイナスの左右の逆転現象などなどがあって、いやあ、使っていて良い頭の体操になります ―― オリンパスばかり責めるのも酷なのでひとこと言い添えておきますが、ニコンのコンパクトと一眼にもまったく同じような腸捻転現象が見られますけどね。


 以下、最近のオリンパスのカメラを使ったことのない人には、なんのこっちゃ、でしょうから読まなくてもよろしい。

 というわけで、オリンパスのカメラはコンパクトも一眼もとわずメニュー画面の操作や設定方法にはオカシなところがヤマのようにありますね。たとえばだけれど、コンパクトカメラでメニューの設定を終えたあと、そのメニュー画面から抜け出すためにはメニューボタンを何度も押していかないと金輪際メニュー画面から抜け出すことはできません(こんなカメラも珍しい)。いったんメニュー画面に入り込むと、まるで蟻地獄に落ち込んだようで容易に抜け出せない。ところが、同じメニューでも「画質」設定モードだけは、設定が済むやいなやナンの挨拶もなくいきなりメニュー画面から抜け出てしまうのだ。
 この際ついでだから言っときますけど、同じような理解不能なメニュー操作は一眼デジタルのEシリーズにも受け継がれています。E-410なんかはもっとおかしいことがたくさんあるんです。その一つの例だけど、コマンドダイヤルを右方向に回転させているのにモニター画面に表示されるバーグラフ上のドットは左方向にのびていったり、同じくコマンドダイヤルの回転方向がマニュアル露出モードのときの露出オーバーアンダーと、自動露出モードでの露出補正のときの露出オーバーアンダーとが、まるっきり逆になっているなど、使っていて、つい笑っちゃいますね(あきれて)。

 いやあ、オリンパスの機種名称のややこしさの話から、オリンパスのメニュー画面の“不思議な”操作性の話にとび、さらにE-410のあれこれの話にとんじゃって、かんじんのμ780からどんどんと離れてしまい、話がだらだら長くなってしまった。μ780については、また、ということで ―― この機種も、愛嬌のあるオリンパスらしいちんぷんかんぷんがいっぱい、だけどね。

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