イッキ押し撮影、補足

キヤノン・EOS Kiss DX+タムロン・11?18mmF4.5?5.6 Di II
 デジタル一眼専用の超広角ズームレンズの中ではタイヘンに軽い。まずこのことがよろしい。開放F値がF4.5?5.6と、とくに広角側で少し暗めなのが残念だけど ―― じゃあF3.5ならいいのか、と言われても実際のところF4.5もF3.5もそう違いはないから、まぁこれでもいいんだけど ―― その写りは良い。キヤノンのデジタル一眼と組み合わせると約17.6?28.8mm相当となる(ちなみにニコンやペンタックスソニーなどの一眼となら約16.5?27mm相当と、もっとワイドで使える)。
 この11?18mmズームはこうした超広角ズームレンズにしては、ディストーションも少なく、画面周辺部でのディフォルメーションもわずかで ―― この描写が、とくに超広角レンズではひじょうに大事なことで、ややもするとディストーション(歪曲収差)だけをあれこれ言いはやす傾向があるのに、このディフォルメーションの具合についてはナニも言わないというのもおかしい ―― とにかく自然な描写をしてくれるレンズだ。このことも、ぼくが大いに気に入っている点。11mmの広角側にして被写体にぐんっと近づくこともできるし(ディフォルメーションの強く出るレンズでは被写体に近づいて撮影できないのだ)、そして直線のはっきりとした建物なども歪みをそれほど神経質になることなく気楽に撮影ができる。


 先日、ぼくは「イッキ押し撮影」はゼッタイにやらない、と述べたことについて補足。
 ぼくが言っているところのイッキ押し撮影というのは、まず、カメラを構えてフレーミングする。ここぞっ、と思ってシャッターを切る段になって、そこでやおらシャッターボタンに指をかけていっきに押し込むという撮影スタイルのことだ。あらかじめシャッターボタンに指をかけておき(半押しシャッターをするしないはどちらでもよろしい)、ここぞっ、のときにシャッターボタンを押しこんで撮影することを「イッキ押し」とは言わない。瞬間的にカメラを構えてシャッターを切ることがあっても、その前に無意識のうちにあらかじめシャッターボタンに指をかけておく。

 もし、シャッターボタンにまったく指先を触れないで文字通り“イッキ”にシャッターボタンを押しこんで撮影をしている、なんて人がいれば、そんな人は論外。即刻、今日からやめた方がよろしい。とにかく、AFカメラでもMFかめらでも、プロでそうした撮影をしている人なんぞ一人としていませんぞ(たぶん…)。

 AFカメラの場合は、シャッターボタンに軽く指先をかけて、そこから少し押し込むとAFが作動してピントが合う。これを半押しシャッターとよんでいる。その状態からさらにシャッターボタンを押しこむとシャッターが切れる。これが2段押しシャッター。
 どんなに急いでいても、シャッターボタンの半押しをしてピントの確認をしたうえで、それからシャッターボタンを押しこむようにしたほうがいいですよ、できるだけ。言わずもがなのことだけど、慌ててシャッターを切ることと、急いでシャッターをきることとは、根本的にゼンゼン違うもんなんですよ、わかるかな。

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