E-510の手ブレ補正ユニット

オリンパス・E-510+ZUIKO DIGITAL 40?150mmF4.0?5.6
 もしも、E-510に組み込まれている手ブレ補正がE-410のちっちゃなボディの中に入っていればもうナンにも言うことなかったんだけど、そりゃあ相当に無理な注文なんだろうねえ。「なんとかがんばってE-410に手ブレ補正を入れることはできなかったんですか」と、だいぶ以前の発表会の時だったかな担当者に聞いたことがあるんだけど「そんなムチャな…」と笑ってそっぽを向かれた。
 先日、たまたまE-510に組み込まれている手ブレ補正のユニットを見せてもらったんだけど、ソレを見て「あ、こりゃあムリだ」と納得した。ペンタックスの手ブレ補正ユニットもちょいとしたもんだけどE-510のそれも(機構的にはぜんぜん違うものだけど)相当に“凝った”ユニットだ。ゴツい。大きい。それに重い。部品点数も多く精密でデリケートに見えるが頑丈に作られている。バッテリーも喰いそう。


 そのユニットの可動部分を指でぐいぐい押したり引いたりして動かしてみたが(重いぞ)がたつきなどはまったくない ―― 当たり前だ、わずかでもがたついたりしたらピントもなにもあったもんじゃない。E-510の中ではソレが、この重くて堅い可動部が、パワフルな小型超音波モーター(このモーターもまた、見てびっくりのカタチと小ささだ)を使ってX軸Y軸方向に、交互に、超高速で、ミクロン単位で、動かしたり停めたり(停める、のが難しいのだぞ、知っとるか)スピードを調節したりして動いているわけで、そんな様子を想像しながらユニットを眺める。これが、ぴっぴっすっすっ、と動いて(もちろん音などしないぞ)シャッタースピード換算で最高約4段分もの補正効果を(実際、それ以上、のこともあったが)出しているのかと考えたりしてると見ていて飽きない。

 フォーサーズの小さな撮像素子を動かすだけなのになぜこんなにも大袈裟なユニットに、と思ったが、よく考えてみれば、オリンパスの一眼レフにはダストリダクションのシステムユニットがあって、そのユニットと手ブレ補正のユニットを“密封”して一体化しているのだ。サッカー選手が背中にもう一人をおぶって、走ったり止まったりしながらボールを追いかけているようなもんかな(たとえ、がおかしいかな)。

追伸
 もうだいぶ前のことになりますけど、オリンパスの「木製コンパクトカメラ」について、ぜひ製品化してもらおうじゃないかということで小さなキャンペーンをしました。それについて、3月5日に、ここで皆さんにアンケートを呼びかけました。たくさんの人たちがアンケートに丁寧に答えていただきました。感謝です。
 で、そのアンケートの集計結果を持ってオリンパスの責任者に「さあさあ、どうする」と“嘆願”に行きました。その様子が、いま発売されている「デジタルフォト(6月号)」に掲載されております。ご覧ください。

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