F30の、相変わらずの点と良くなった点

富士フイルム・FinePix F30
 F30の内蔵ズームレンズはF10/F11とスペック上では同じようだが、使ってみたぼくの印象ではだいぶ違うように感じた。そこで「これは同じレンズなのでしょうか」とフジに問い合わせたほどで、それほどに違う ―― フジからは「同じです」と回答があった。そもそも、いままでフジのコンパクトカメラのレンズには、不満に感じることがときどきあったのだが、このレンズなら文句はない。とても良くなっている。
 ただし、AFの測距スピードが相変わらずノンビリしてるのが気にかかるうえに、最短撮影距離 (60cm) も依然として遠いのは残念。マクロモードの切り替えなしのシームレスAFを採用して欲しい。プログラムAEと絞り優先AEモードのとき、シャッタースピードがAE連動する下限が1/4秒までなのも、これもぜひ改善を。


 でも、電池蓋を開けたときに電池がぽろりっと落ちないようにロック装置が付いた (ようやく、だ)。露出補正とセルフタイマーがメニュー画面に入らずにボタンでダイレクトに操作できるようになった (これは“画期的”と誉めていいだろう)。フラッシュを発光モードに切り替えると、コンデンサーに充電されるまで液晶画面がしばらくブラックアウトしてしまう悪いクセがなくなった (長いブラックアウトがなくなって、いらいらがなくなった)。液晶モニター画面の表面のテカテカ反射する保護ガラスがなくなって見やすくなったし指紋べとべともなくなった (ただ、モニター画面の強度は大丈夫か少し心配) 。
 このほかにも細かな点の改良もいくつかあって、操作上で大きな進歩が見られて、なかなかいいカメラに仕上がってる。

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