イメージセンサークリーニングキット、つづき

ペンタックス・K10D+DA★16?50mmF2.8AL SDM
 というわけで、撮像面についたゴミやほこりをブロアーで吹き飛ばそうとしてもガンコにくっついたままで困った。そこで、ペンタックスが“開発し販売”しているというイメージセンサークリーニングキットを取り出し、それを使ってみることにした、というハナシの続き。
 「タナカさん、アレ、いいっすよ、ウソみたいによくとれますよ、買っていちど使ってみてくださいよぉ」と、そのキットの製品化を企画したという前川、畳屋の両くんから強く勧められていた。手元にそのキットはあったのだけど、「へんっ、あんな割り箸の先にチーズの切れっ端をくっつけたようなもんで、ゴミやほこりがキレイにとれるわけはない」とムシしてた。でも、ガンコなゴミは強力ブロアーでハラリとも落ちてくれない。困ったなあ、くやしいなあ、と思っていたところ、あの布袋さんのような顔をした畳屋くんがスティックを持ってにこにこしている笑顔が浮かんだわけ。
 さっそくキットの封を切って、細い棒の先についた粘着性のあるスタンプ部を撮像面にぺったんぺったんと押しつけてみた、半信半疑のまま。で、すぐにテスト撮影をしてゴミのチェックをしてみたら、いや驚きました、キレイにとれるじゃあないですか。取り残しのゴミがあれば、その画像を見ながら左右上下をアタマの中で逆転しながら、ゴミが残っているあたりに的を絞ってぺったんすれば消える。いやあ、こんなにカンタンで効果的だとは思いませんでした。むろん言うまでもないですが、ペンタックスの以外のカメラにも使用できます。ガンコなゴミやほこりにお悩みのかた、おすすめ。


 最近、K10Dでは、もっぱら3コマのオートブラケッティングで撮影することが多い。ステップ幅は1/3EV。むろん必要に応じて露出補正を使ってプラス側やマイナス側にずらしてのブラケッティングだ。K10Dでは、ドライブモードをシングル(一コマ撮り)にしていてもブラケッティングモードにすると、シャッターボタンを押しこんでいれば自動的に3コマの連写ができる。メインスイッチON/OFFで忘れない。中には連写ブラケットをするにはドライブモードを連写にしなければならない機種 ―― ブラケット撮影をするのにちんたらちんたらと一コマ撮りなぞできるもんかっ ―― さらにスイッチOFFでブラケットモードが解除されてしまう機種もあるが、K10Dは思い切りが良くてそこが好き。
 当初困ったことは、ブラケットモードで撮影をしていて、突如、RAWで撮りたくなったときだ。K10DにはRAWボタンという便利な“ショートカットボタン”があるから、ついついRAWで撮っておきたくなる。RAWでブラケットしても別にかまわないのだけど、ぼくはRAWのときは必ずJPEGと一緒に撮るようにしているから(つまり「RAW+」)、そのままブラケット撮影をするとRAWが3コマ、JPEGが3コマとなり、少し無駄な気もしないでもない。RAW+JPEGがワンカットあればいいのだ。でも、そのたびにブラケットモードを解除するのもめんどう。
 そこでハタと気づいた。「USER」モードにRAW+JPEGのブラケットなし一コマ撮りを“登録”しておけばいいのだ。必要なときにモードダイヤルをくるりっと回して「USER」モードにして撮影、終わればまた通常撮影モードにもどせば、いつものようにJPEGで3コマブラケット撮影ができるというわけ。……K10Dを使ったことのない人には少しアサッテの話だったかな。