SDM(超音波モーター)内蔵レンズ

ペンタックス・K10D+DA★50?135mmF2.8 SDM
 2本のスターレンズにはペンタックス初の超音波モーター(SDM、Supersonic Direct-drive Motor)が組み込まれている。ニコンと同じように、もともとペンタックスはAF駆動をボディ内モーター方式でおこなってきた。ニコンのほうは一足先に超音波モーター内蔵レンズを開発し製品化しているが、ところが、ニコンの超音波モーター内蔵レンズは、レンズ自身が旧来のボディ内モーター方式に対応していないものばかり。だから、ニコンの場合はどんなカメラボディと組み合わせAF撮影ができるというものではない。
 これに対してペンタックスの超音波モーター内蔵レンズでは、SDMレンズに対応したボディ(いまのところK10DとK100D Superだけ)ではSDM方式でAF駆動し、そうでないボディと組み合わせたときには従来通りのボディ内のモーター駆動でAF撮影ができる。ここがペンタックスのエラいところ。


 どこのメーカーの超音波モーター内蔵レンズも、AF測距した後に手動でフォーカスリングを操作してピント補正ができる機能を持っている。超音波モーター内蔵レンズの大きな特徴のひとつ。ボディ内モーター方式のAFだと、このAF/MFワンタッチ切り替えピント補正することが非常に難しい。ところがペンタックスはボディ内モーター方式だったけれど、苦労して手動ピント補正ができる機構を開発した。それがクイックシフトフォーカスシステムなのである。このシステムについてハナシをすれば、またどこにいっちゃうかわからないので省略するけど、DA★の超音波モーター内蔵のレンズにも手を抜かず、きちんとクイックシフトフォーカスシステムの機構を内蔵していることを見て、あらためてペンタックスに感心したというわけだ。
 だから、たとえば超音波モーターに対応していない*ist DなどとこれらDA★レンズと組み合わせても(超音波モーターでAF駆動することはできないけれど)、通常のレンズと同じようにAFも使えるし、AF測距後にピント補正をすることもできる。

 ところで、ペンタックスの★(スター)レンズだけれど、ぼくはFAレンズから始まったと思っていたのだが、どうもそうじゃなくて、それよりもずっと前のMレンズが最初で、Aレンズにも★レンズが8?9本もあったそうだ。ペンタックス・前川さんから親切なご指摘をいただきました。