読むほどに悩ましくなる使用説明書

オリンパス・μ 810
 久しぶりにμ810を仕事で使う機会があった。で、この機種について原稿を書かねばならなくなってあらためて使用説明書を読んでみて、なんじゃこれは…、と呆れて開いた口がふさがらなかった。肝心カナメのことについての説明がまったくない。
 そもそも、カメラに同梱される使用説明書は、製品がカタチになるかならないかの時期から編集に取りかかることが多い。デジタルカメラは発売のぎりぎりまで仕様や操作方法が固まらない場合もあって、だからすでに“見切り発車”している使用説明書では曖昧な表現にならざるを得ないこともある。タイトなスケジュールでカメラの開発をすすめ、たとえば発売日ぎりぎりまで最終ファームウエアが決まらないようなメーカーの場合なんかはとくに使用説明書に四苦八苦しているようだけど、しかしそれにしてもこのμ810のそれはひどい。


 というのも、μ810の電子手ブレ補正機能の操作方法について、もう一度確認しようと使用説明書を開いてみたのだがその説明がない。いや、ない、というと少し語弊があるけれど、あることはあるのだがまったく役に立たないたったの2行ほどのヘナチョコな説明だけなのだ。木で鼻を括ったような説明。もしも、このヘナチョコ説明を読んだだけでμ810の電子手ブレ補正を完璧に使いこなせる人がいるとすれば、その人はたぶん奇人か変人だと思う。
 結局、困り果ててオリンパスのホームページからμ810のページに行って「機能紹介」を見てようやく知りたいことが“少し”わかった。でも ―― いささか細かな指摘だけれど ―― そこに掲載されている操作画面が実際にいま手にしているμ810の画面と違うというのもヘンだけどね。ま、いずれにしてもインターネットを使って確認しなければわからないような“役に立たない”使用説明書なんか同梱するなよ、まったくう。

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