カスタマイズできない仕上がり設定

ニコン・D200 + VR 18?200mmF3.5?5.6
 今年の日本カメラグランプリにこのD200が選ばれた。予想通りの結果だし、当然の結果だ。一部分、不満点はあるけれど総合的に見ればほんとに良くできたデジタル一眼レフで、使っていほとんどストレスを感じさせない。不満点はと言えば、電池のモチがあまりよろしくないこと。ぼくのいつもの撮影スタイルで、レンズはVRの18?200mmを使った場合でだいたい400カットちょっとぐらいか。連写をどしどし続けるような撮影をしたりすればとうぜんながらもっと撮れるはず。ただしD200の電池管理が素晴らしく良くできているので (電池残量が100%表示され、撮影済みカット数も確認できる) それほどの不満は感じられない。とはいえ、同じような撮影のやり方でEOS 30Dを使うと、こちらのほうはざっと900カット近く写せるから、D200は根本的に少し浪費癖はありますね。


 もう一つはオートホワイトバランスの精度。とくにタングステン光とデーライト光がミックスするような場面では「おいおい、どーしたんだよ」と文句のひとつも言いたくなるような色調になってしまうことがある。D200でオートホワイトバランスモードなんか使うなよ、と言う人もいるだろうけれどそーゆー問題じゃあないよね。仕上がり設定モードもぼくにとっては不満のひとつ。各設定モードがカンタンに選べる方式はいいのだけれど、しかしその設定モードを選んでしまうと各種パラメータの調整ができなくなること。たとえば「鮮やかモード」を選んだあとに、コントラストや彩度、あるいはシャープネスなどを設定して自分の鮮やかモードに仕上げようとしてもそれができない。EOS 30Dなどに搭載されているピクチャースタイル ―― しかしこのモードは素晴らしいね、使えば使うほどその完成度の高さに感服してしまう ―― それに比べるとかなり見劣りしてしまう。
 高ISO感度での「ノイズ」も他機種 (とくにEOSシリーズ) と比較すると少し目立つけれど、もともとぼくは「ノイズ」に対して寛容なのでそれほど気にはならない。いやそれよりも、ノイズリダクションの強弱を調整できる機能を入れていることのほうを評価したい。D200はもともとこうしたきめ細かな設定があれもこれもできるカメラにもかかわらず、仕上がり設定だけが“完全お仕着せ”というのが使っていていつも感じる不満。

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