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倍率色収差の自動補正機能

ニコン・D3+AF-S 24?70mmF2.8G ED
 D3には注目すべき斬新な機能が満載されている。それらはD300にも搭載されて共通のものがいっぱいあるけれど ―― だからD300が「最高機種」になったわけなのだ ―― でも、同じ機能であっても、それぞれの機能の“働きっぷり”というか“効果のほど”は、D300よりもD3のほうで顕著であるような気がする。
 AFの性能も、基本的には同じもののはずだが使ってみると (相当の感覚的なものだけど)D3とD300とでは、ども違う。 アクティブD-ライティングなども、本来的に幅広い階調描写再現力を備えたD3のほうが ―― 撮像素子が違うんだもん ―― はっきりと効果のほどを発揮できているように思う。だからD300のアクティブD-ライティングを試してみて、「なんだ、こんなもんか…」と早合点してはいけない。D3のほうが、ナンと言えばいいのかなあ、余裕綽々でナチュラルに階調描写幅を広げている感じがするのだ。


 もう1つは、倍率色収差を自動的に補正して目立たなくする機能 ―― どうしてだろうか、ニコンはこの機能について積極的にアッピールしない ―― それについても、D300よりもD3のほうで効果的だ。むろん、D300でもそれなりの効果はある。
 ぼくは実際に両機種で撮影をしてみて、この機能 (倍率色収差補正) には大いに感心しまくった。倍率色収差はとくに広角レンズに出やすい。画面周辺部で色ずれがおこる現象だ。同じように色収差は望遠レンズにも発生するが、こちらは軸状色収差をいいおもに画面全体に色ずれが発生する。色収差は特殊レンズを使用すればある程度は目立たなくすることはできる。しかし、そうした特殊レンズを使用していないレンズでも、D3やD300で使用することで ―― カメラ内でデジタル処理をおこなって ―― 色収差による色ずれをなくしてしまう。
 古いレンズの見苦しい倍率色収差を新しいカメラと組み合わせることで消し去ってしまうといったような、こうした“デジタル技”は、今後、多くのカメラにどしどし採用されていくことだろう。
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