手ブレ補正はカメラにとって必須条件だぞ

キヤノン・IXY DIGITAL 2000 IS
 IXY DIGITAL 1000の後継機種がこの2000 ISだ。1000万画素が1210万画素となった。撮像素子サイズは同じで1000万画素が1210万画素に変わっただけ。
 1000と2000 ISとはほとんど変化がないようだけど、実はあちこち大きく、あるいは小さく変化しているところがある。大きな変更点としては、1000には手ブレ補正の機能がなかったのだが、2000 ISにそれが搭載されたこと。光学式の手ブレ補正を内蔵。それにともなってレンズも変更された。ズーム倍率も少しだけだけどアップした。37?11mm相当の3倍が38?133mm相当の3.7倍になった。この新レンズの描写は(当初、思っていたよりも)よろしかった。いいレンズだ。
 その他、小さな変更点としては ―― 今秋のIXY DIGITALシリーズに共通だが ―― 液晶モニター情報に電池残量マークが表示されるようになった。IXY DIGITALのシリーズにはシャッタースピードや絞り値を表示することをガンとしてイヤがっていたキヤノンだが1?2年前くらいから徐々にそれを表示するようになってきて、ようやく電池残量マークも表示するようにまでなった。また、いままではモードダイヤルの中に押し込んだままだった再生表示機能を、独立したボタンに割り振ったことも注目すべき変化の1つ。ガンコなキヤノン、最近は少し柔軟になってきたかな。


 わずかなズーム倍率アップはともかくとして、新ズームレンズに手ブレ補正が入ったのはぼくとしては大歓迎なのだ。いや、IXY DIGITAL 1000にそれがなかったのが大きな不満だったのだけど ―― そういえばオリンパスもμ1000(1000万画素)には手ブレ補正なしだったのが、μ1200(1200万画素)ではそれを搭載している( ← これ大間違い、μ1200搭載の手ブレ補正は電子式の“なんちゃって手ブレ補正”であった、ご指摘いただいた、訂正とごめん、10/27で言ってるのにねえ)。
 言うまでもないことだけど、1000万画素なら手ブレ補正はいらないけど1200万画素では必要だから搭載した、ということはゼッタイにない。そんな理屈はあり得ない。ただ単にメーカーの都合というかメーカーが怠慢であっただけだ。手ブレ補正の機能というものは300万画素でも500万画素でも1200万画素でも必要なのだ、画素数には関係ない。だから、もし今後、カメラ選びをするようなときがあったら、まず、手ブレ補正機能があるかないかを第一にチェックして、それを最優先にするとよろしいでしょう。エラそうに、ヘタだからブレるんだ、ウマい人には手ブレ補正なんていらない、なんて言ってるヤツがいるけどあほうだね。

小春日和。