カメラのネーミング

キヤノン・PowerShot G9
 G7の次が、G8ではなくてG9だ。なぜG8じゃなくてG9なの、とキヤノンに聞いたことがあるが、どうしてなのかはっきりとは答えずハナシも煮え切らない。聞いているうちに、もう、どーでもイイやと思ってしまって、途中から理由をそれ以上、詮索しなかった。だからなぜG8をパスしたのか、結局ぼくは知らない。同じように“番号飛ばし”は、フジのS3ProもS4ProではなくてS5Proになったんだけど(ほかにもある)これは「4」という数字をイヤだったからのようだね。
 いっぽう、同じ機種なのに国内のネーミングと海外でのネーミングがぜんぜん違うというのは ―― IXYやKissなど―― その発音の意味がよろしくないとか、悪い意味にとられてしまうという場合が多い(IXYとKissがそうであるかは不明)。クルマで言えば「ブルーバード」なんかが有名な例だ。カメラの機種名に限らず同じようなハナシは多くある。オリンパスが「CAMEDIA」のネーミングを海外でパタっと使わなくなったのも、とある事情によるものだし、ペンタックスが「*ist」をやめて「K」にしたのも似たような事情のようだ。


 ところで、オリンパスがE-1の次の機種にE-2ではなくE-3にしたのはまったく別の理由、のようだが、これもまた詳細は不明 ―― オリンパスに問い合わせれば、ひょっとして教えてくれるかもしれないが、「この年末の忙しいときにツマらん質問をするな」と叱られそうなので(オリンパスには最近、ときどき叱られる…ま、しょうがないか ← もちろんジョーダンだぞ。いまのオリンパスはぼくにかまけてるほどヒマじゃない。なんだか本気にしてるあほうがいるようで ―― 説教じみたメールが来た ―― 困るよなあ)だから聞いていない。
 一説には、すでに「E2」というネーミングのカメラ ―― ニコンとフジの“共同開発”のデジタル一眼 ―― があったためにそれでE-3とした。と、いうんだけど「E2」のあとに「E3」も発売されていたんだから、この説はどうもアテにならん。 ところでオリンパスはそのムカシ、M-1というネーミングの一眼レフを発売した。しかし、すでにライカにM1の名前のカメラがあっため、そのライカからすぐにオリンパスにクレームがつき、急遽、M-1を「OM-1」にしたという苦い思い出もある(M-1の発売直後にライカからのクレームだったので、M-1はわずかな台数だが市場に出回ってしまい、結局、それがいまとなってはかなりの希少品となっているのだ、とくにもっと数の少ないブラックタイプのM-1は、もし見つけたらそりゃあ大変なお宝なのだぞ)。

 …イカンなあ、またG9からハナシがそれてしまった。なかなかG9のハナシにならん。