G9のRAWファイル

キヤノン・PowerShot G9
 G9の前モデルのG7は、1000万画素で2.5インチ型の液晶モニターだった。G9では1210万画素になり液晶モニターも3.0インチ型になった。DIGIC IIIや内蔵ズームレンズ、ボディ外観などはG7もG9まったく同じ。そして、G9ではRAWでの撮影ができるようになったことも変更点の1つだ。
 JPEG+RAW撮影もできる。しかしこのRAW撮影機能はG9で新規搭載の機能というわけではない。G7以前のGシリーズではRAW撮影ができたんだけどG7でなぜかやめてしまった。このRAW撮影機能省略についてはあちこちからだいぶ文句が出たらしくて、で、G9でその撮影機能を“復活”させたというわけだ。


 G9のRAWファイルは、デジタルEOS一眼のRAWと同じく「CR2」の拡張子がついている。にもかかわらず(G6のRAWファイルの拡張子は「CRW」だった)、EOS一眼のRAWファイル専用ソフトであるDigital Photo Professional(DPP)で現像することができないのだ。どーしてなんだよぉ、という感じだ。
 G9のRAWファイルは、ZoomBrowser EXでしか現像処理ができない。いろいろと理由があってDPPで現像したいのだ、ぼくとしては。ZoomBrowser EXに比べればDPPのほうが良くできているし多機能だし、なんと言ってもDPPはピクチャースタイルに対応している。G9のRAWファイルをEOS一眼のRAWと同じ“土俵(DPPやピクチャースタイル)の上”で処理をして仕上げたいと思ってもそれができない。同じメーカーのRAWファイルなのに。これじゃ、せっかくのG9がEOS一眼の“サブカメラ”にもならないじゃないか。
 なぜ、こんなトンチンカンなことになっているか、については、じつはキヤノンに深い事情があって(ぼくの穿った見方にすぎないかもしれないけれど)、それについては残念ながらぼくのクチからは言えないのだ…ユルセ。

夕食後のご近所散歩写真。