ライブビューと手ブレ補正

ペンタックス・K20D+DA18?55mmF3.5?5.6 AL II
 K200Dで使っている撮像素子がCCDなのでライブビュー機能を搭載することが大変に難しく、そのためライブビューはできない ―― いや、まったく不可能、ということはないと思うけれど現状では相当に難しい。K20DはCMOSなのでそれが可能。
 K20DのメインスイッチのレバーをON位置からさらに回転すればライブビューモードに入る。AFでもMFでもピント合わせができる。AFでのピント合わせは位相差AF方式で、コントラストAF方式の機能は備えていない。ライブビュー状態でボディ背面にあるAFボタンを押す。すると、いったんミラーが下りて画面がブラックアウト。その状態でAF駆動してピントが合うと(だから正確にピント合わせしたいならファインダーを覗きながらAF測距する必要がある)自動的に再びライブビューモードに戻る。
 MFでピント合わせするときは、液晶画面をブラックアウトさせずにそのまま画面を見ながらレンズのピントリングを操作する。ライブビュー画面は4倍と8倍に拡大表示できるので、それを利用すればMFでのピント合わせはより正確にできる。ただ、8倍拡大モードは少し表示画像がよろしくないので、4倍拡大を活用する方がよろしい。


 ライブビューモードで手ブレ補正の効果の様子がモニター画面上ではっきりと見られてこれがおもしろい。チャンスがあればカメラ屋さんかペンタックスのショールームなどで、ぜひ試してみるとよろしいのだけど、ゆらりゆらりと画面が揺れる様子や、カメラを小刻みにぶるぶる震わせても画面がぴたりっと“張り付いたように浮いている”様子がリアルタイムで体感できる。
 同じ撮像センサーシフト方式のオリンパスのE-3やE-510も同じようにライブビュー中に手ブレ補正効果が見て確認できるのだが、ゆらりゆらりふわふわ、の様子はK20Dのほうが大きく、視覚的にも愉しい。また、オリンパスの場合は「ISボタン」を押さないと手ブレ補正効果を“見る”ことはできないし、たった5秒間ほどで自動的にOFFになってしまう。ところがK20Dでは手ブレ補正機能をONにしていれば常に、ゆらりふわり、が見られる。ただし3分間だけ。3分間たつと自動的にOFFになって、ゆらりふわり、は見られなくなる。が、すぐさまライブビューのON/OFFをすれば、再び、ゆらりふわり、が3分間、連続して見ることができる。