プチK20D

ペンタックス・K200D+DA55?300mmF4?5.8
 K20Dと同時発表されたK200Dだが、K20Dのほうに注目度が高くて、なぜかこちら、K200Dのほうの注目度が薄いような印象だ。ぼくとしては ―― ある部分をガマンしさえすれば ―― このK200Dのほうが“だんぜんお買い得”なようにも思えるのだ。
 K200Dはカンタンに言ってしまえば、K100DのボディにK20Dの(K10Dではないぞ)機能をそっくり盛り込んだカメラだ。機能的にはK10Dを大幅に越えているんではないか、と思われるところが多々あるほどだ。プチK20D、ミニK20D、セミK20D、と言えなくもない。それほどに、限りなくK20Dに近いカメラに仕上がっている。実販価格で4?5万円ぐらいの“差”があるようなのだけど、撮影機能はてんこ盛り。相当にコストパフォーマンスは高い。ペンタックス出血大サービス機種か。


 K200Dが“安い”理由はむろん、ある。その1つがファインダー。「ある部分をガマンしさえすれば」と言ったのはこのこと。プリズム使用のK20Dに比べるとファインダーの視認性がだいぶ違う。ルーフミラー式のK200Dのファインダーが特筆するほど悪いというわけではないのだが、両機種を同時に使ったりすると余計にその違いを感じてしまう。2つめがライブビュー。K200Dにはライブビュー撮影機能が備わっていない。ちょっと残念ではあるが、しかし、ま、これについては(ぼくは)それほどに気にならない。その他、K20Dとの小さな“差”をあげれば、画素数(しかし1020万画素あれば充分だろう)、連写速度(2.8コマ/秒だからK20Dと大差ないか)ぐらいだろう。
 AF機能と性能は同じ。露出モードはほぼ互角かそれ以上。K200Dにはシーンモードやピクチャーモードまである。さらに、K20Dの目玉機能であるカスタムイメージ機能やダイナミック拡大、ファインシャープネスの機能も備わっているし、ボディはK20Dと同等の防滴防塵仕様だし、手ブレ補正もゴミ取り機能もある。現行デジタル一眼ではボディ単体で唯一、単3型乾電池が使用できる機種であるなど、もっともっと注目してもいい機種だよね。