網羅的ラインナップ

オリンパス・μ1020
 オリンパスのコンパクトデジタルカメラはいささかややこしくて、機種ごとの基本性能の違いがイマイチわかりにくい。そのわけはといえば、種類が多いうえにμシリーズやμのSWシリーズやFEシリーズやSPシリーズが入り混じっている。別シリーズの中の機種がほとんど同じスペックで外観だけが少し異なるなんてのもあって、さらに春夏秋冬、季節の変わり目にごっそりと(ときには、さみだれ式に)モデルチェンジする。今年の春に発表されたカメラだけでも(いまのところ)、あれやこれや7?8機種あるのではなかろうか。昨年からの継続販売のモデルを含めればワケわからん。
 こうした機種が多いのは特定の販売店スペシャルモデルがあったり、海外の特定の市場(国)に限定して販売するためだったりするからで、いや、そのような新製品のラインナップづくりは、なにもオリンパスだけがおこなっていることではなく「チカラ」のあるメーカーはどこでもやっていることだ。


 ただ、極端な言い方をすれば、オリンパスの場合、種類で勝負、数で絨毯爆撃、というところがなきにしもあらずなのだ(カメラのデキは二の次、数打ちゃ当たる、という意味ではない、むしろデキはどの機種もそこそこによろしい)。価格的に数千円づつ違えて ―― 2万円以下から5万円以下まで ―― “下から上まで”網羅的に隙間なくラインナップを揃えているんじゃないかと思えるほど。さらに、機種が多い上にカラーバリエーションも多く揃えているのもオリンパスのコンパクトデジタルカメラの特徴の1つだろう。
 というわけでμ1020であるが、この機種もカラーバリエーションがいっぱいあって、エレガントシルバー(光沢感のある表面加工)、エナメルブラック(これ、よろしい)、ロイヤルブルー(シャープな印象のブルー)、ローズピンク(おじさんが持つには恥ずかしい)、リリーホワイト(これがいちばんイイかも)の5色。
 さて、μ1020の中身にかんしては、ぼくにとってはいくつか“大注目の件”もあるのだけど、ま、それはおいおいと。それはそうと、ラインナップから昨年10月に発売されたばかりの1200万画素のμ1200がもうなくなってるんだねえ…。