42万ドットの液晶モニター

リコー・R8
 こんどの、新しくなったR8のボディデザインはタイヘンにいいね。そのR8を初めて見たとき、「おっ」と言ったまま、そのあと言葉が出なかった。やったね、と思った。同じレンズで大きさもほぼ同じだけどR7からはもちろん、GR DIGITALよりもGX100よりも、数倍、R8のデザインのほうがいい。ソリッドでスタイリッシュで良い感じだ。ブラックボディとシルバーボディ、そして海外だけのツートンカラーのボディの3種類があるが、中では、ブラックもなかなか捨てがたいけど、シルバーがいちばん良いと思う。シルバーモデルのグリップ部のラバーの色を、ブラックボディとのそれとは違えてブラウンに仕上げているのがいい。センスが良い。シルバー金属とブラウンのラバーとのマッチングがじつにいいのだ。ただ、贅沢な望みだけど、レンズ鏡筒もグリップと同じブラウン色だったらなあ、どれだけしゃれていただろう。
 コンパクトデジタルカメラのボディデザイン(と、ボディの仕上げの良さ)でいつも感心させられるのはキヤノンだけど ―― 最近ちょっとヘンなときもあるけど ―― そのキヤノンに負けずとも劣らぬ、いやそれ以上のデザインに仕上げられていると思う。


 R8がR7から大きく変化したところは、「Caplio」のファミリーネームがなくなったこと、820万画素から1000万画素になったこと、GR DIGITALやGX100と同じモードダイヤルを採用したことか。モードダイヤルには2種類のマイセッティングモードがあって撮影メニューのスタイルを登録しておくことができるようになった。通常撮影モードとあわせて3種類の撮影スタイルがワンタッチで切り替えられる。十字キーボタンがなくなって、その操作をADJボタンでおこなうようにした。このへんの操作方法と操作感と、ボタンの形状や配置場所などは、もう一捻りして改良してほしいところもあるけれど、しかし全体としてとってもシンプルになってぼくはこちらのほうが好きだ。
 液晶モニターはR7と同じサイズの2.7inch型だけど、R8では46万ドットの高精細なタイプとなった。従来の23万ドット液晶と比べると、とくに、撮影画像を拡大表示させたときにだいぶ違う。きれい。46万ドットの液晶モニターを採用する機種はこれからどんどん増えてくるだろうし、近い将来的には92万ドットとなることは確実だろう。