ペンタックスユーザーのレンズ三昧

ペンタックス・K200D+DA 35mmF2.8 Macro Limited
 いま現在、ラインナップされているペンタックスのレンズの種類は、フィルム用デジタル用を含めるとニコンやキヤノンに比べて決して多いとは言えない。けれども、そのレンズラインナップにはじつに個性的なレンズがならび、なおかつ大変に優秀なレンズがいく本もある。
 一時は、ボディのほうがやや低調ぎみで苦戦していたころもあったけれど、でもしかし、そんなときでもレンズだけは地道に作り続けてきた。やはりカメラはレンズである。一眼レフカメラはレンズがあってこその魅力。レンズの魅力が写真の魅力。このことをペンタックスは、苦しいときもがまんして実践してきたのだ。だからぼくはずーっと応援し続けてきた。


 魅力的なレンズといえば、デジタル一眼専用のLimited レンズなどはその最たるもんだ。小型または薄型で、その外観デザインは秀逸、ツクリも丁寧、そのメカニズムも、商品コンセプトも素晴らしい。単焦点レンズだけ。その小さなレンズを両手でくるんで眼をつむってしばらく持っているだけで、ナンだかとても気持ちのいい写真が撮れそうな、そんな気分になってくる。
 DA21mmF3.2、DA40mmF2.8、DA70mmF2.4、そしてDA35mmF2.8マクロ。チャート表を撮影すれば描写性能はダントツといったような「実利的レンズ」にたいして、このLimited レンズはたとえて言えば“空気が写せる”ような「情緒的レンズ」だといえなくもない。ペンタックユーザーはこれらのレンズがいつでも使える。Limited レンズ三昧を愉しむことができる。いまペンタックスのユーザでない人たちも、これらの4本のレンズを、いや、このうちの1?2本でもいい、「ペンタックスのLimited レンズを使う」その目的のためだけにペンタックスのカメラボディを購入する“贅沢”をやっていいんじゃないか、とさえぼくは思う。キヤノンやニコンやオリンパスやソニーやシグマの一眼レフユーザーの皆さん。
 おすすめのボディはK200Dだと思う。