E-420の(そうとうに)ややこしい話

オリンパス・E-420+ZUIKO DIGITAL 25mmF2.8
 以下のハナシは相当にややこしい。とくに、E-420(と、E-520…)ユーザー以外の人たちにとっては、わかりづらいと思う ―― はっきり言うと、ほとんどわからないでしょう。

 E-420のライブビューでのAF測距(ピント合わせ)をするには、基本的には「シャッターボタンの半押し」または「AEL/ AFLボタン押し」の2つの方法がある。そしてAFモードには「イメージャーAF」と「ハイブリッドAF」そして「全押しAF」の3つがあって、その中からどれかをメニューで選ぶ。ディフォルトは「イメージャーAF」だ。
 さらに、ライブビューAFでは、「コントラストAF方式」と「位相差AF方式」の2つに対応している。でも、コントラストAF方式でピント合わせをする場合には、他のメーカーのように正確にジャストピントで撮影するには「対応レンズ(いまは3本のみ)」でないとだめ。それ以外の「非対応レンズ」では、コントラストAFでピントは合わせられるけれど、正確なジャストピントは得られない。露光直前に位相差AF方式の手助けを得て正確にピントが合う。


 つまり、E-420のライブビューでAF撮影をやろうとすると ―― 「シャッターボタンの半押し」、「AEL/ AFLボタン押し」、「イメージャーAFモード」、「ハイブリッドAFモード」、「全押しAFモード」、「対応レンズ」、「非対応レンズ」 ―― と、これだけの“パラメータ”を組み合わせるわけで、組み合わせ方によってはAFができなかったり、AFができてもピントが正確に合わなかったり、コントラストAFになったり位相差AFになったりする。
 ここでさらに、測距ポイント(3点または11点)を選んだり、移動させたりすると、ますます混乱してしまう。このへんがもうチットわかりやすく整理整頓できればもっと評価されていたのに。

 そこまできめ細かくAF対応するなら、操作方法を少しわかりやすくすべきではなかったのかということが不満点。いっぽうで、感心する点としては、よくもここまで、きめ細かくAFに対応しようと努力をしているよなあということ。
 ま、それにしても、オリンパスはE-420といった、どちらかと言えば初心者向けのクラスのカメラにも、手抜きいっさいせずに過剰とも思える高機能を惜しみなく盛り込んでいることには驚かされるけどね。使いごたえのあるカメラだ。

 E-420ユーザーのための、ややこしい話(奥の深い話)、さらに明日につづく。