AFロックとAEロック

ニコン・COOLPIX P60
 2.5型の背面の液晶モニターは15万ドット。見え具合はそこそこ、ま、なんとか…。なんだけど、しかし明るい戸外になるととたんに意気地がなくなる。D700と同時に使っていたときなど、そのVGA、92万ドットの液晶モニターと比べてしまうと相当にアラが目立つ(比べる方がワルいんだけど)。
 いっぽう、EVFのほうはといえば、0.2型ながらこちらは23万ドットあって、だから、EVFの液晶のほうがだいぶクリアーに見える。しかし残念なことに、このEVFには視度補正が備わっていないので ―― ぼくは視度補正キライだから別にどうでもいいんだけど ―― これについては不満に感じる人もたくさんいるのではないだろうか。
 画質はちょいと高感度になると、とたんにノイジーになるのがひとつ気になったけれど(いったいどこのCCDなんだろうか、1/2.35型の800万画素)、でも、レンズ描写は良いし総合的にはカメラとしてよくまとまっている。実販価格が2万円ちょい、ということを考えれば、いや、なかなか良くできたイイ感じのカメラだ。バランスもとれていて使い勝手も良く好感度は高い。


 天気の良い日の、昼下がりの久しぶりの銀座通り。黒っぽいビルの前に濃い紺色の観光バスが停車。ややトップライト気味の逆光だったので、背面の液晶モニターを見てもフレーミングしようにも反射してなーんにも見えない。片手で光を覆ってみたけれどだめ。そうだよ、ここでEVFに切り替えなくちゃ…。
 と、切り替えボタンを押すのだけど、このボタンの反応が相当に鈍い。操作感、悪い。そのうえ、「2度」押さないと画面が切り替わらない(その理由はくどくなるので省略)。EVFを覗くとウソのように良く見える ―― 画面サイズがちょっと小さいのが残念だけど。視野率が100%だから自在なフレーミングができる。1.0から1.5EVほどのマイナス露出補正をして写す、つもりだったんだけど、めんどうになって、観光バスの地面あたりにカメラを向けてAF/AEロックを繰り返して数カット写す。
 そういえば、コンパクトカメラでは、一眼レフと違ってそのほとんどがAFとAEと同時ロックする機種ばかりだ。