ペンタックス645判デジタルの開発再開希望キャンペーン

ペンタックス・K20D + DA17?70mmF4 SDM
 「ペンタックスからもフルサイズ判の一眼を出して」という意見が一部のペンタックスユーザーの中で湧き上がっているらしい。しかしぼくは、その意見には反対ですねえ。ペンタックスは(いまは)35mm判フルサイズの開発や販売の計画などしないで、ペンタックスらしい ―― ここが難しいのだけど ―― APS-Cサイズ判カメラを狙っていって欲しいなあ。
 今年から来年にかけての「35mm判フルサイズブーム」に対抗してペンタックスがやるべきことは、他メーカーと同じようにフルサイズ判一眼レフカメラを出すことではなく、少しでもはやく「645判デジタル一眼レフ」の製品化に努力することではないでしょうか。やるべきことは、いますぐにでも、あの一時中断になった645判デジタル一眼をぜひ、モノにすることですよ、ほんと。


 先日、その開発途中のアルファ版645デジタルを特別に使わせてもらった。撮影してその写りを見たぼくは、現行の35mm判フルサイズカメラを遙かに越えるだけの高解像力と豊かな階調描写力を備えていることを実感した。ほんとです、おべんちゃらでもナンでもない。そのカメラはベータ版以前のアルファ版のカメラだったけれど、少し手直しするだけで製品化できるんじゃないかと思わせるほどの「完成度」があった。
 開発再開に当たっての問題は(最大の難問かもしれないが)その販売価格だろう。ペンタックスからは、そんな無茶苦茶な、と言われるかもしれぬが、80万円を切るぐらいの価格を目標にしたい。ならば、あの画質であれば十二分に35mm判フルサイズ一眼に対抗できると思う。
 ペンタックスには、キヤノンやニコンやソニーと同じように35mm判フルサイズなんぞをやろうなんて思わずに、645用レンズの資産を持つペンタックスだからできる ―― 諸般のことを考えればキヤノンにもニコンに決してできないことなんだから ―― 645判デジタル一眼を積極的に進めて欲しい。…お願いっ。

 17?70mmF4ズームレンズの使い心地を話をするつもりが、すっかり、ペンタックス645判デジタルの開発再開を希望するキャンペーンになってしまいました。というわけで、いままでのズームとはひとつ違った“味”のあるレンズだったよ、という話は、また。