R9じゃなくてR10

リコー・RICOH R10
 リコーのRシリーズの先代R8のマイナーチェンジ機種。リコーのコンパクトカメラには、このRシリーズのほかに、ごぞんじGRシリーズとGXシリーズ、そして防滴防塵、耐衝撃仕様のGシリーズがある。さらに ―― これをシリーズと言っていいのかどうか ―― Caplio 500Gワイドというのと、それをベースにしたCaplio 500SEなど「業務用 ―― 工事現場用など」カメラ、あまり目立たないけれどそんなものもある。で、500SEには Bluetooth と無線LANを内蔵させていて、さらに Bluetooth 対応のGPSアダプターとワイヤレスで繋げて画像に位置情報を記録できるという優れた“ワザ”も備えている。カメラそのものの外観デザインは、「うへっ」というほどに無骨だが、元気で働くおとうさん、という感じもして、もし若い女の子なんかがこれを持って渋谷の街などを歩くと目立つこと注目されること請け合いますよ。ところで、GPS対応機能というのはこんごのデジタルカメラにとって日時自動記録と同じくらいの“必須機能”となるような気もしないでもない。
 いや違う、Caplio 500SEの話ではなくて ―― このカメラについて話せば、またキリがなくなる ―― RICOH R10のことをいうつもりだったのだ。


 で、Rシリーズであるが、もともとは「Caplio」のサブネームがついていたのだが、R8のときに Caplio を取り外してしまって、ただの「R8」となった。えらくすっきりしてスマートになって(カメラそのものも)いいなあ、と思っていたら、なんだ、どうしたのか、こんどのR10にはとつぜん「RICOH」のサブネームを付けた。つまり「R8」から「RICOH R10」になったというわけだ。そしてさらに、R8からR9を飛び越してR10になっている。
 リコーは、RICOHのサブネームのこともR9のこともなんにも言及していないが、なにか深い理由があるようですね。言うまでもないけれど、ネーミングとカメラそのもののデキとはまったく関係ないです。うーん、ま、どーでもイイことですよね、すまん。

 R10の基本スペックはR8のそれと同じ。液晶モニターが2.7inch型から3.0inch型に変わったこと(比べてみればわかると思うが、タイヘンに見やすくなった)、電子水準器が内蔵されたこと、ファンクションボタン(Fnボタン)が追加されたことぐらいで、ほかはこまごました撮影機能の追加や改良。
 外観デザインもまったく同じで相変わらずスマートでシャープで良いデザインだが、こんどのR10ではブラウンのカラーバージョンがあってこれが素晴らしい。つい見せびらかしたくなるような、じつに良いカラーリングデザインです。