Dムービーのあれこれ

ニコン・D90 + AF-S DX 12?24mmF4
 D90の動画撮影モード(Dムービー)についての覚え書き。
 Dムービーのあれこれ知りたいことについての説明が ―― カメラ使用説明書の中では詳細な記述があって良いと定評のあるニコンのそれにしては ―― いかにもそっけない。というわけで、いま“わかっていること”だけのメモ(間違いもあるかもしれぬ、責任は持たない)。

 720pモードは「1280×720」のアスペクト比16:9で、液晶モニター画面では上下が黒くマスキングされる。この動画撮影中にシャッターボタンを押しこむと、そこで動画撮影が中止される。と、同時に静止画像が撮れる。ところが、撮れる静止画像というのは、もちろんアスペクト比3:2であるから動画撮影中に「見えていない部分(マスキングされた部分)」が写ってしまう。動画撮影中の16:9の液晶画面で、真っ黒なマスキングをするんじゃなくて少しフレーム外の様子がわかるようにそこだけ薄くマスキングしておけば、動画撮影中に静止画撮影をしても視野率の落差に驚かなくてもすむはず。


 動画撮影でのAEは、ISO感度、シャッタースピード、そして絞り値が変化して決まる。測光モードはマルチパターン測光固定。ISO感度(ISO200?3200)とシャッタースピード(1/30秒以上、上限は不明)はカメラが自動的に決める。絞り値は自分で設定できるが絞り開放からF8まで。F8以上の絞り値を選んでもF8になる(理由は不明)。たとえば、絞り優先AEモードで動画撮影では、絞り値を決めると被写体輝度に応じて最適なISO感度とシャッタースピードが自動的に選ばれて適正露出で撮影ができる。動画撮影が始まるとAFは動作しないので、ピント合わせは手動。モノラル録音だがD90に内蔵のスピーカーの音は(カメラ内蔵にしては)相当に良い。コマンドダイヤルやズーミングをすると、そのかすかな動作音も録音される。カメラ内で動画再生中に途中一時停止、早送り、巻き戻しは可能。

 動画撮影中に、ホワイトバランスと露出補正を変更することができる。事前に、ノイズリダクション処理の設定はできない(カメラが自動的に処理する)。同じくアクティブD-ライティングの設定もできない(まったく処理はされない)。動画撮影中にレンズ交換不可。色空間やピクチャーコントロールはあらかじめ設定したものが動画に反映される。720pモードでは5分間の連続撮影が可能。AVIファイル記録、その時のファイルサイズは約500MB(被写体など条件によって異なる)。…以下省略。