あなどれないぞ、DIGIC 4

キヤノン・EOS 50D(β版) + EF-S 18?200mmF3.5?5.6 IS(β版)
 EOS 50Dのキーポイントは「DIGIC 4」だろう。画像処理の“すべて”を司る映像エンジンがDIGIC 3からDIGIC 4になった。昨日、発表されたEOS 5D Mark2や、新型のIXY DIGITALとPowerShotなどにも同じくDIGIC 4が搭載された。このDIGICのナンたるかについては、モノそのものがブラックボックスになっていることもあるが、それ以上にキヤノン自身もまたDIGICのナンたるかについて語ることもきわめて少ない。だから詳細はよくはわからない。
 が、DIGIC 3からDIGIC 4になって、キヤノンが狙っているところのDIGIC本来の「実力」をイッキに加速させてきたように感じる。「3」から「4」にひと世代アップしただけのようだが、いやいや、数値以上に中身がパワーアップされたんではないかと思う。


 しかしながら ―― 少しうがった見方だけど ―― 50Dでは、DIGIC 4の秘めたる「実力」の60%ぐらいしか活用していないんではないかとぼくは疑っている(理由は不明だが、これは例の、“キヤノンの出し惜しみ”ではなさそうだけど…)。

 「DIGIC 4の採用で従来に比べて約30%の高速化が達成できた」というようなことをキヤノンは言っていたが、じつはDIGIC 4に搭載されている機能の中には「約10倍」も「5倍」も高速化できたものもあるらしい。将来的には、必要に応じてこのDIGIC 4を2つ使用(デュアル搭載)または3つ(トリプル搭載)してより高速で安定した処理をすることも不可能ではないらしい…。すでにDIGIC 3をデュアル搭載してスピードアップをしている機種もあるが。
 聞くところによると、EOS一眼デジタルカメラもコンパクトデジタルカメラも搭載されているDIGIC 4は、わずかにパッケージが異なるものもあるが、その「中身」はまったく同じものを使っているとのこと。当初、モノ知らずのぼくはDIGICについて相当にアマく見ていたんだけど、いやいやDIGICは今後のキヤノンのデジタルカメラのキーになる重要なパーツになるんではないかと、いま少し反省。