足立美術館

リコー・R10
 GR DIGITAL II やGX200も、そしてR10もそうだが、マイナス0.3EVほど露出補正をして撮ったほうがよさそうだ。最近はもっぱらマイナス0.3EVの露出補正をしたまま3コマのオートブラケッティングで撮るこが多い。被写体によってはマイナス0.7EVや1.0EVのカットに「適正露出」のものが散らばってることもある。だからオートブラケッティング撮影はなかなかやめられない。これらリコーのカメラが“露出オーバーぎみ”だからというわけではなく(他社のコンパクトカメラもだいたいマイナス0.3EVぐらい補正をしてやるほうがぼくの好みに近い仕上がりになる)、とくにリコーの画像がマイナス露出をしたほうがしっとりとして深みのある(ぼくの好みの)画像になることが多いからだ。

 ただし…これはしょうがないのかもしれないが、どの機種もオートブラケッティングがじつにカッタルイ。もう少しスピーディーに3コマブラケットができると言うことないんだけどね。そうそう、カッタルイと言えば、再生モードでのスクロールが遅いのも不満だ。今どき画像再生のスクロールがこんなにも遅い機種はそうそう見当たらんぞ。


 松江市の外れの辺鄙な場所にある足立美術館は、予想以上の内容の“濃さ”がありました。素晴らしかった。横山大観、富岡鉄齋、上村松園などなど錚錚たる日本画家の作品がずらりと、ほんとずらーっと並んでいて圧巻だった。じっくり見ていけばとても半日じゃあたりない。さらに、ぼくが好きな北大路魯山人や河井寛次郎の作品などもたくさんあってすっかり堪能した。ただ、ちょうど運悪く騒々しい団体客と一緒だったのが残念。中でもオジサンがウルさかった。オバサンが3人集まれば騒々しいのはどこでも経験済みだけど、オジサン3人もそれに匹敵するぐらいで、よくそんなに大声がでるなあと感心するぐらいの騒々しさでありました(その話の内容も展示品とかんけいのない下品なハナシばかり、困ったもんだ)。

 この美術館のもうひとつのウリは、その庭園。とある海外の雑誌の日本庭園ランキングで、ここ数年、ずっと1位を獲得しているらしい。ちなみに2位が桂離宮。で、その庭園はといえば、うーん、なんと言えばよろしいか、ま、どう贔屓目に見ても桂離宮より“上”てなことはゼッタイにないと思うけれど、でもそこそこに美しい庭園でした。例えはヘンだけど、イギリスの田舎の風景、そう、コッツウオルドあたりの「ミニチュア版」風景という気もしないでもない。だから、外国の人たち(西洋人)の評価が高いんじゃないのかなあ、よくわからん。